URL:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/about/history/
日本の国産時計として最高級品質のブランドを目指すセイコーのグランドセイコー。
SBGR051を2015年8月に購入以来、シンプルかつ品格あるデザインが気に入り愛用を続けてきましたが、使用開始4年目。いよいよ時間のズレが気になるように。
そこで、そろそろオーバーホールの時期であることを思い出し、セイコーのお客様センターに電話。
オペレーターの方と話をしていると、やはり「オーバーホールをしたほうが安心」ということ。
予算の目安を聞いたところガクブルしてしまいましたが、これが機械式時計の運命とあきらめ、思い切って申し込むことにしました(コンプリートサービス)。
そこでオペレーターさんから「ここに送ってください」という住所をメモ。
どうやって時計を送ったらいいのか分からなかったので説明を聞くと、
1・捨ててもいい箱を用意(多くのお客は「お菓子の箱などで送ってくる」)
2・衝撃で時計がダメにならないようにエアーマット等で時計をしっかり包む
3・郵便やヤマト、佐川、どこでもいいので「貴重品注意」で指定の住所へ送る(送料はこちらもち)
とのこと。
ということで、プリンターのインクの箱を使ってグランドセイコーをパック。郵便局にて送付します。
時計がセイコーに届いたら、見積もりの電話をくれるそうなので、それを待ちます。
グランドセイコーをお客様センターに送ってからおよそ10日ほどで見積もりの連絡あり。内部の汚れや部品の消耗で費用はトータルで52,000円ほどになるという話。
「やはりお金がかかるな」と思いつつ、オーバーホールを依頼。1ヶ月ほど時間がかかるそうなので、あとはゆっくり待ちます。
オーバーホール完了と時計の到着
ということで、聞いたとおり9月の中頃。
オーバーホールを申し込んでおよそ1ヶ月後に時計が到着。佐川急便の代引きで届きます。料金はずばり51,800円(コンプリートサービス)。
さて、一体どうなっているか・・・。
袋を開封すると時計入りの箱。
そして明細などが入った用紙が同封されています。
こちらで具体的に何をどう点検したのか、ムーブメントの点検や処置等、確認することができます。
それと、電話で担当のオペレーターの方から「時計に磁気帯びがありました。説明書を同封するので、それを見てください」とのこと。
これを読んで、機械式時計の取扱について、改めて勉強します。
こんなにもキレイになった!
さて、いよいよ我が愛用の時計をチェック。箱をオープンして、約1ヶ月ぶりの再会です。
いやぁ、本当に美しい。とてつもなくキレイに、時計がピカピカに蘇っているではありませんか!
汚れていたベルトの傷は気にならないレベルにまで磨かれ、まるで新品のように、美しさと品格を備えた美品に生まれ変わっています。
そして久々、グランドセイコーの時計のハリが動くのを見ると、その滑らかさに感動。やはり、国産最高峰。
その評価は決してウソではないことが、実感できます。
感想と総評
機械式時計をオーバーホールに出す。
それにはいろんな方法がありましたが、やはり結局、セイコーの公式に出して非常に満足です。
まず、ネットでも評判でしたが、サポートセンターの対応が非常に丁寧でした。
オーバーホールの申込みから、時計が戻ってくるまで。具体的に何がどうなって、何をすればいいか。
その対応に非常に満足しています。何より、時計の出来上がり。その質についても本当に素晴らしい。
基本的に、このグランドセイコーSBGR051は、一生使う気持ちで購入したので、こまめにオーバーホールをしていくつもりでした。
だから、実際の仕上がりがどのようなものになるのか。それがとても気になっていたので、今回のセイコー公式の仕上がりを確認して、本当に感謝。
よくもまぁ、こんなに美しく仕上げてくれたものだなぁと、驚いています。
ということで、グランドセイコーを購入。オーバーホールを検討されている方は公式のサポートセンターに連絡。
時計を大切にしたい方は、コンプリートサービスを使う価値がある、ということをこの記事ではお伝えしたいと思います。
参考になれば、幸いです。