今日はとても春らしいうららかな天気。
ということで久々の熱田神宮参り。もうこっちは、本当に春なんだなー。
前回の参拝からだいぶ時間が経ちましたが、いろいろな状況が前進。年は取ったものの、ただムダに年を取っていないところが朗報です。
それにしても、熱田神宮内の空気は本当に清々しくて、厳粛な気持ちになります。
熱田神宮参りのあとは、新幹線に乗って浜松へGo。
なぜ浜松なのかというと、以前読んだ『日本史の内幕』という本のなかで、浜松東照宮についての話が。
「ここにひっそり訪れて大成功した人が多い」という話がどうしても気になり、ぜひとも足を運びたいと思っていました。
名古屋からは新幹線で50分ほど。先日苫小牧まで80分かけて電車で向かったことを考えると、本州は県と県との距離が近いなぁーと、改めて実感します。
まぁ、北海道がどデカすぎるだけですが。
この街ではやはり、家康派が多いのだろうか。少し気になるところ。
浜松東照宮まではバスで10分ほど。
もともとは、今川家の曳馬城があった場所だそう。
かつてこの地には、木下藤吉郎として織田家に使える前の秀吉が出仕していたという話が。
つまりこの地から、秀吉、家康と、2人の天下人を輩出。
そのほか、浜松城は内助の功で有名な山内一豊や水野忠邦など、大出世をした男たちになにかとご縁があるところ。
かの本田宗一郎もこの地を訪れて、出世を願ったとか。何にせよ、縁起が良い街であることは確かです。
浜松東照宮からは歩いてすぐ、浜松城へアクセスすることができます。
いつも思いますが、どうしてこう城の跡地の公園とかは、素晴らしい空気が良いのだろうか?
景色を眺めているだけで、気持ちが穏やかになります。ともかく良い空気が流れています。
家康が浜松城城主だった頃は吹けば飛ぶような地方の大名。そこから天下人まで上りつめた第一歩が、この場所だったんですねー。
ここの天守閣から眺められる浜松の景色は絶景。
なんというか、遠州はのんびりしていてとても好き。
札幌に住んでいなければ、もしかしたら静岡に住んでいたかもしれないくらい、遠州は好きな地方です。
ということで、今日1日は熱田神宮から浜松東照宮まで参拝でき、とても有意義に時間を過ごすことができました。
これで出世できるかどうかは分かりませんが、人生いつまでも、「今より少しだけでも、より良い暮らしがしたい!」という、ほんのわずかな上昇志向は持っていたいもの。
昨日よりは今日。そして今日よりは明日。一度きりの人生、後悔ないように一日一日を大切にしていきたい。
そのことを心に思った一日でした。