2023年は小休止と断捨離の年。目的は「減らす」「やめる」

夜明け前

2023年5月9日、2019年に始めたtwitterを終了しました。

twitterを使ってSNSの長所短所を体験的に理解できたこと、バズを経験したこと、一通りの経験はできたので自分としては十分かな、という心境。

個人的には、限定的かつ、必要な範囲を絞って門戸を作った上で、自分のやるべきことにより集中するための環境づくりを整備したいと考えています。

はじめに

2022年、2023年は「前向きな気持ちで新しいことを始めて前進していく」時期ではなく、一歩立ち止まって人生をよりバランスの取れたものにするために整理整頓していく時期と捉え、淡々と日々を過ごしています。

特に2023年は小休止及び断捨離の一年とし、選別される物事を真正面から見据えた上で、「これからも続けたいこと」と「これから続けたいと思わないこと」をクリアにし、手放すものは素直に手放す時期として環境を整えています。

新しいことを始めたり何かを増やすのではなく、むしろやめたり減らすことを中心に、余白を作ることを意識しています。

新しいことをあえて始めない

年を重ねるにつれますます実感するのですが、「人生には限りがある」ということを思い知らされます。

時間、そしてエネルギー。自分の可能性だけでなく、「自分ができないこと」を理解することの大切さを実感しています。それは悪い意味ではなく、「自分ができることが見え、やるべきことに迷いがなくなった」という心境です。

結局、自分の短所や苦手なこと、適正がないことはそういうものだし、それらを努力によって変えるよりも、自分ができることに限られた時間、エネルギーを費やしていく。

そのためには何か新しいことを始めるのではなく、今していることのなかで、今後エネルギーを費やすに値しないことは素直にやめる、手放すことが必要だと感じています。

小休止の心得

鼻息を荒くして前進するのではなく、積極的というより受け身な気持ちで、ゆっくり、淡々と1日を過ごす。今はそんな時節に差し掛かっています。

「気合を入れて頑張る」必要があるときは自然とエネルギーが湧いてくるものですが、動物が冬の時期に長い冬眠に入るように、必要なときは必要なだけ、静かに過ごすことがまさに、自然のリズムなのでしょう。

人生は年年歳歳、「プラスだけを重ね続けていけばいい」という単純なものではなく、プラスからマイナスを差し引き、バランスを意識的に取っていく必要があります。

捨てるからこそ持っているものの価値がわかる。できないことをやめるから自分ができることがわかる。だからこそ人生に休止と停滞の時期が訪れるのは、その必要性があってこそなのでしょう。

最後に

「やるべきこと」を整理しなければそれは無限に増えていきます。

それらを精査してみれば実は、「私はそれをやる必要がありませんでした、そしてそれは実は自分に向いていないこと、自分がやりたくないことでした」という発見に驚きます。

シンプル&プレイン。改めて自分の人生のモットーを確認しつつ、2023年は引き続き前進を目指さず、淡々と過ごすことを意識しています。

今は静かにゆっくり、健康第一。積極的な活動より今後のための準備期間として、2023年を過ごします。