先日札幌で、エゴグラムテストを活用したビジネスセミナーに参加。
エゴグラムとは
アメリカの心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」の心理学理論をもとにした性格診断テストのこと。人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析するのが特徴。
それで実際にエゴグラムを受けて講座に臨んだのですが、なかなか面白かったです。
ようは、人それぞれ性格に特徴と傾向があって(ただし絶対的に固定されたものではない)、人の性格に応じて響く言葉が違えば、アプローチする方法も変わってくるということ。
そこで、エゴグラムの特徴を理解し相手のタイプを知り、それに応じたコミュニケーションをしていきましょう、というのがこのセミナーの内容。
「CP、NP、A、FC、ACはそれぞれこういうタイプでこんな特徴があって、こんな言葉を使います」
等、ビジネスというより、人間学のような講座でしたが、それがなかなか新鮮でした。
私はFC、Aタイプでなかなか数が少なかったですが、その特徴の解説を読んでいるとなかなか「なるほどな」と納得できることも多く、勉強になりました。
「人をタイプ分けする」というとちょっと語弊がありますが、その人がどんな傾向があるのか、どんな性格的特徴があるのか、それを知ることはとても大切なことだと思います。
ある人に声をかけるとき、同じ言葉をかけるにしろ、ある人にはOKワードであったり、またある人にとっては地雷ワードになったりする、そういうことはよくあります。
なので本質的には、その人に何を言ってOKで、何をいってはNGなのか、そういった人間観察力を磨いていくことが、大切なことなんだろうなぁと理解しました。
人を知る。その第一歩が自分を知ること。エゴグラムをすると、「なるほど、そういう自分もいるかもしれない」となかなか面白いです。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」、まずは知ることが大切ですね。