スイス2日目です。今日はチューリッヒから湖の街ルツェルンへ向かいます。
ホテルをチェックアウト後、チューリッヒの駅へ。ここで荷物を預け、街を散策します。
駅周辺は高級ブランド街。デパートで売られているものは、高級品ばかりでした。
チューリッヒにアップルストアが。
ここの近くにベンチがあって座っていると、子連れの中東の人が話しかけてきました。「日本人か?」と聞いてきたので、「そうだ」と答えると、いろいろ話をしてきました。
彼はクウェート人で、数ヶ月前、彼の友人が日本に旅行したそうですが、「日本はとても良くて、きれいで、街の人は親切で最高だった」そうです。リップサービスかもしれませんが、日本人としてそのような話が聞けて、嬉しかったです。
その後、また街を探索。どこもかしこも、お店がいっぱい。
一通り見たので、歩いて駅に戻ります。
駅に戻ったらタイミングよく電車に乗れました。チューリッヒからルツェルンへ向かいます。
電車に乗りおよそ1時間、ルツェルンの駅に到着。
タクシーを拾いホテルへ。このときのタクシー運転手、インドかパキスタンの人でしたが、こちらが日本人と分かると、タクシー代に加え荷物の運び代金を請求してきました(こんなことはヨーロッパ旅行で初めて!)。
「はぁ?何言ってるの?」という顔をして無視させてもらいました。まともなタクシーなら、荷物の運び代を請求されることはありませんので、不当な要求は拒否して大丈夫です。
こちらのタクシー運転手は当たり外れが大きいので、不快なことは「No!」と言った方が安全です。一応、タクシーに乗るときは、要注意を。
ホテルに到着後、早く着いたのでチェックインできず。荷物を預かってくれるということで、ホテルに荷物を預け、ルツェルンの街へ。
歩いていると、美しい湖が見えてきます。
すごい豪邸が。一体どんな人が住んでいるのでしょうか。
通りに出るとお土産屋がちらほら。スイスの有名なナイフが売っています。
お土産屋の前に牛の木像が。観光客の人たちが、頭をなでていきます。
お土産屋がある通りを進むと、有名なライオン記念碑のところへ。これは「嘆きのライオン(もしくは瀕死のライオン)」と呼ばれる像です。
これは、18世紀のフランス革命時、ルイ16世やマリー・アントワネットらフランス王家の衛兵をしていたスイスの兵士786名が、王らを守って戦死、彼らの勇気と忠誠心をたたえた慰霊碑だそうです。
スイスは傭兵業で有名な国というのは知っていましたが、フランス革命のときにスイス兵が王家側で戦っていたのは知りませんでした。
それにしても、岩を掘ったこの像、圧巻です。死に瀕したライオンが、ルイ16世の家紋である百合の花の紋章盾を守ろうとする瀕死のライオン。その傍らには折れた矢があり、スイス兵の勇敢さ、忠誠心がこの像から伝わってきます。
ライオン像を見たら、駅方向へ歩いて戻ります。美しい湖が見えてきます。
こちらはルツェルンの有名なカペル橋。この橋は木製で、ヨーロッパ最古の木の橋です。たくさんの人がいて、にぎわっています。
ここからの景色は絶景。
川には白鳥やアヒルが。観光客がえさを与えています。
ルツェルンと言えば、中世の面影を残した町並みが有名ですが、このような細い路地にも、歴史を感じます。
このような感じで、ルツェルンの街を観光、ホテルへ。明日は別の街へ行きます。
本当はもう少しルツェルンに滞在したいのですが、スケジュールの関係とホテルが高い関係で、名残惜しいものの、明日旅立ちます。
それにしても、湖がきれいで、街も見どころ満載の良いところでした。