2020年3月に静岡へ。
名古屋→箱根→三島→沼津→静岡市→久能山と、静岡の美しく雄大な風景と太平洋側の街の伸びやかな雰囲気を楽しむことができました。
名古屋→箱根神社へ
天気は快晴。東名で車を走らせ富士川SAへ。
ここで肉が分厚い絶品カツ丼でエネルギーチャージ。箱根へ向かいます。
御殿場で東名を下車、一般道を通り箱根芦ノ湖へ。ここから30分ほどで九頭竜神社にも行けるとのこと。
深い山の中、車を走らせ箱根神社へ。
弁財天社など、様々な神様が祀られています。
箱根神社は武家にゆかりが深く、関東を基盤に天下の覇者となった源頼朝や徳川家康が信仰したことで知られています。
自分も胸に秘めたる心を神様にお伝えしつつ、神社をあとにします。
箱根→静岡へ
箱根神社からは一号線を通り沼津へ。そこから再び東名へ。静岡まではおよそ1時間ほど。
静岡市の中心部に訪れるのは20代の大学院受験のとき以来。相変わらず中心部は賑やかで、華やいでいます。
静岡駅中心を久々ぶらついたあとはホテルへ。一日の疲れを癒します。
久能山へ
2日目は久々の久能山参拝。
日光の東照宮へは行ったことがありませんが、久能山は6回、いや7回は参拝しているかも。理由はわかりませんが、なぜか参拝する機会が多いのが不思議です。
本日は超快晴の天気。太平洋の穏やかな海が心地よく心を広々、穏やかにしてくれます。
久能山へのアクセスは要体力。麓から頂上まで登るのはかなり足腰にきます。
そのかいあって、上から見える街や海の景色は絶景。
特にこんな晴れた日はほんとうに、「素晴らしい!」としか言いようがない絶景を楽しむことができます。
東照宮入り口には美しい桜が。どうやら2020年は2回、桜の美しさを楽しむことができそう。
三河の大名の子どもとして生まれ、駿河に人質へ。そして天下を取った後の最後の時間を過ごしたのがまた駿河。不思議な話です。
信長・秀吉・家康。3人の天下人の中では一番家康が好きですが、「忍耐」「質素」など、着実な生き様はあまり華やかな感じはありません。
そして、「織田がつき 羽柴がこねし 天下餅 座して喰らふは 徳の川」と皮肉られているもの、それでも家康が戦国の覇者となったのは、家康が時を待ち、忍耐を重ねたからこそ。
つまりただ運が良かったからではなく、家康に天下を手中にするだけの器があったからだと思います。
だからこそ「人生は重い荷物を背負って歩いていくようなもの、不自由を当たり前と考え、忍耐せよ」という言葉は重い。本当に、重い。
ところで、赤門の近くにあった38歳の頃の家康の手のひらの画像?が置いてありましたが、自分と全く同じサイズだったのが嬉しかったのはここだけの話です。
ホテルについて
今回泊まったのは静岡ホテルプレジオ。
静岡駅の南口から徒歩5分ほど。ホテルのとなりにセブンイレブンあり、車でのアクセスする場合は駐車場も近くにあります。
シンプル&清潔なビジネスホテルで部屋もベッドは広くて快適。
ビジネスホテルでこれくらいの広さがあれば十分。滞在はとても快適でした。
最後に
それにしても本当に久々静岡を訪れましたが、街並みが明朗でおだやかな空気が流れる、素晴らしい街です。
特に、太平洋の明るく包み込むような雰囲気、空気感は、日本海の海とは違う魅力があります。日本海の厳しい表情も好きですが、太平洋側の明るくのんびりした雰囲気もまた、好きです。
ということで、次はいつ来ることになるかは分かりませんが、今回の一泊二日の静岡滞在は、とても素晴らしい時間でした。最後に、帰りの焼津近くのSAで食べたマグロの叩き丼は最高だった!