ある本を読んでいると、日本の神社のなかには「龍」の神様を祀っている神社があり、そのご利益はとても素晴らしいという話を入手。
人生に何の保証もなくマイウェイを進んでいる自分としては、この手の話については興味津津。「小樽の方におすすめの神社があります!」とのことで、早速足を運んでみることに。
それが、小樽からもう少し先にある蘭島というところにある「金吾龍神社」です。
金吾龍神社とは
縄文時代より信仰されてきた龍の神様を祀る北海道の神社。それが金吾龍神社。歴史は古く、「日本最古の龍神様」が鎮座されているという話。
そのご利益はこの世で野心を抱く大人の男性には嬉しい諸願成就を始め、商売繁盛、開運厄除、子孫繁栄といった現世の願いごとから、家庭円満、交通安全、国土安穏、世界平和まで様々。
北海道小樽観光の際は、なんとか足を伸ばして訪れたい場所の一つです。
アクセス
ということで札幌から電車に乗って蘭島へ。
札幌で快速エアポート小樽行きに乗車、小樽からニセコ方面のワンマン電車に乗り換え。およそ90分ほどで目的地に到着。
ちなみに蘭島でワンマン電車を下車する場合は、列車の先頭まで行かないと下車できないので注意です。
蘭島駅。洋風チックな建物です。
駅を出るとすぐに国道あり。こちらの方面へ進みます。
歩くこと10分ほど。この景色が見えたら金吾龍神社はすぐ。
それにしても、なんと素晴らしい風景か。この何気ない景色を見ているだけで、心が落ち着き、癒やされます。
歩いていると看板が見えてきます。
看板の方から参拝道があり、鳥居が見えます。ここから進んでいきます。
参拝道はどなたかが整備されたのか、険しい山道のなか、真心を感じるオーラがただよっています。
そして、ここの雰囲気は言葉にできないほどなんというか、体が細胞レベルで喜んでいるのを、理屈なしに実感できる場所です。
参拝道を進んでいくとひっそりと神社がたたずんでいます。
自分は完全現世利益主義者のスノッブですが、この場所はなにか、神聖というか、不思議な雰囲気を感じたのは間違いない事実です。
非常に心が研ぎ澄まされ、居心地がよく、気分が快調。ということで、この世で抱いている野心を叶えるお力添えを龍の神様に願いつつ、この素晴らしい場所を後にします。
自分に縄文人のDNAがあるからかは分かりませんが、ともかく素晴らしく荘厳、しかし穏やかで訪れる人を包み込むような雰囲気を実感したことを告白します。
その他余市観光
せっかく蘭島まで来たので、帰りは隣の余市へ行くことに。この周辺は本当に素晴らしく、空は広く、海のそよ風は気持ちがいい。
歩いて余市まで向かおうとしたものの、この日は33度を超える暑さ。
汗だくだくになり、歩くのがしんどくなったたところバス停を発見。幸いタイミングがあったので、バスで余市へ行くことに。
余市は「マッサン」でおなじみのウィスキーの街。
工場は開放されており、レセプションで予約すれば、見学も可能とのこと。
自分はお酒はダメですが、ウィスキーが飲める人、好きな人にとっては、最高だろうなぁ。
余市は海の街。ということでご飯は海鮮。
こちらのお店ではサーモン+イクラの海鮮丼+そば+茶碗蒸しなどのメニューをリーズナブルにいただくことができます。
やっぱり北海道はイクラ。サーモン。海鮮は最高!
まとめ
ということで、金吾龍神社に参拝。
なんというか、神社に参拝して非常に心がスッキリできるというか、わざわざ札幌から時間をかけて訪れた甲斐があったな、という感じです。
電車だと多少不便なので、その点がアレですが、あの山の中に佇む独特の雰囲気。澄んだ気は、なんと言えばいいのだろう。ツキがやって来るような、明るい希望を感じさせてくれます。
個人的にはあの空気。雰囲気がしっくり落ち着いて、好きです。周囲の雰囲気も好きだし、また行こうかな。
道外から北海道に来られる方は、金吾龍神社とあわせ、小樽の竜宮神社とあわせて参拝をおすすめします。