御茶ノ水と言えば楽器街が有名。
特にこの街はギターが有名で、御茶ノ水の楽器街で、国産モノから海外ブランド、中古から新品、ビンテージものまで、様々なギターを見つけることができます。
私も、愛器を見つけるために、新幹線で上京し、御茶ノ水の楽器屋さんでギターを試奏、何本も購入させてもらいました。
このページでは、私が御茶ノ水の楽器屋さん巡りをした経験をもとに、アコースティックギターに焦点をしぼって、御茶ノ水の楽器屋さんの特徴や入店した感想をまとめました。
「御茶ノ水でアコギを見つけたい!」というときの参考になれば幸いです。
ギタープラネット
新品から国産、ビンテージギターまで、品揃え豊富のお店。
国産ではK.Yairiを始めヘッドウェイ、タカミネなど、国産の有名メーカーのギターが、海外のアコギならマーティンやギブソン、ラリビーというように、有名なアコギは一通りこのお店でチェックすることができます。
接客も良く、サービスも良いので入りやすいお店です。
(※国産のアコギは別店舗にあります。)
シモクラ(新品)
国産の新品が中心で、日本のアコギではK.Yairiが多い印象です。マーティンも中古がいくつかあります。
アコギフロアの二階へ上がる通路が狭く、壁際にギターがハンガーされているので、少し注意が必要ですが、接客が気楽なので、気軽にギターを見ることができます。
シモクラ(中古)
中古ギター専門。国産の中古はもちろん、マーティンやギブソンなど、ビンテージの品揃え&サイクルの早さが目立つ印象です。
50年代~60年代のものが結構ありましたが、買われるのが早いせいか、この店に行く度、ビンテージの品揃えが変わっています。
クロサワ楽器(新品)
ギターグッズが充実しているフロアを挟んで、マーティンやギブソンなど、海外のアコギの新品が勢揃い。お店には、アコギの良い匂いが充満しています。
価格帯的に高級アコギがほとんどなためか、入店すると即座に「ご予算はいくらくらいのものをお探しですか?」という具合、店員さんの熱心な接客を受けることができます。
クロサワ楽器2(明大通りを下りた方)
1階がギブソン、2階がマーティンという具合、ギブソン&マーティンの専門店になっています。
こちらのお店は、マーティンやギブソンの貴重なビンテージが多数販売されており、2014年7月に入店したときは、スティーブ・ハウのサインがあるビンテージのD18を見かけました。
価格帯は高額ですが、一生モノのマーティン&ギブソンを探すなら、チェックしておきたいお店です。
イシバシ楽器
新品のアコギが多い印象のお店。
初級から上級用まで、ギターの品揃えが豊富なので、初めての方ならギターが探しやすいかも。
VIPギター
廉価な入門アコギを始め、高給なビンテージギターなど、たくさんのアコギがあるお店。
ここの2階では、60年代のギルドF50タイプなど、レアなアコギが販売されていることがあり、目が離せないお店です。
ウッドマン
ビンテージ専門の有名店。マーティンやギブソン、レアなビンテージがストックされているお店です。(お店はビルの2階です。)
中心街から離れていてお店の場所が分かりにくいのと、高価なギターのみ販売されているため、多少入店しにくさがありますが、ビンテージの充実度は一番かもしれません。
試奏のマナー、注意点など
御茶ノ水の各楽器屋さんでは、頼めば気軽にギターを試奏させてもらうことができます。
興味があるギターは、試奏することができるので、自分で音、ギターの感触を確認することができます。試奏することで、自分の欲しい音かそうでないか、大体分かるので、ギター選びに失敗するリスクを避けることができます。
御茶ノ水では、興味のあるギターを見つけて、ジッ―と見ていると、大体店員さんが声をかけてきてくれるので、試奏しにくいこともないのです。
ギターを試奏するときは、マナーとしてギターを丁寧に扱い、試奏させてもらったら店員さんにお礼を言う、服装はきちんとするなど、常識的に行動していれば、気持よくギターを試奏できます。
ギターを試奏して、万が一、思った音と違った場合は、お茶を濁して「検討して考えたい」と伝えれば察してくれます。
店員さんによっては名刺をくれるので、そのギターが気になれば、同じ店員さんに接客してもらった方が安心かも。
冷やかし目的でなく、ギターを探すための試奏なら、全く問題ありません。高額なギターでも、気になった一本があれば、積極的に演奏させてもらうことをオススメします。
音を確認し、音や感触をじっくり確認。ギターを試奏することで、もしかしたら、一生モノの一本と出会えるかもしれませんよ。