Audiostockの審査は厳しい?500作品以上登録して気づいたこと

Audiostock販売ページ

このページではオリジナル曲を販売できるサイト、Audiostockに登録→審査を受けた感想をまとめています。

Audiostockに登録しておくことで、曲を無料で販売できるほか、YouTubeのContent IDも取得することができ、安全に曲をYouTubeで公開&宣伝することができます。

スタートアップのサービスとしてはとても便利なのですが、一点課題があります。それは、Audiostockの審査に通らなければいけない、ということです。

そこでこのページではAudiostockの審査はどうなのか?個人的に感じたことをこちらでまとめています。Audiostockで楽曲を販売したい方の参考になれば幸いです。

はじめに

Audiostockを利用するにあたって、本人確認書類を提出し、クリエイター登録を完了。その後、楽曲をアップして審査を受けることになります。

私の場合は2021年11月5日現在、587作品登録申請をして577作品を発売している状況(10作品審査待ち)です。

販売中のBGMはこちら

審査に落ちる原因は?

2020年2月にAudiostockを知り、2020年10月より本格的に作品制作に挑戦。1年間取り組んだ個人的な体感としては、原則的(99%)には理不尽に審査にはねられることはないと感じています。

実際に577作品の審査に合格した結果分かったことは次の3つです。

1・ノイズやアタックがあればNG(→この指摘は要注意)

2・曲の終わりの残響が要注意

3・楽曲の「良し悪し」というよりは「商品として」問題がないかどうかをチェックされる

今回、私が587作品の審査を申請して「要調整」を要求されたのは上記1と2のケースです。

審査を申請すればだいたい3~7日で販売開始の連絡が来るのですが、審査に合格できない場合は「ここがおかしいので調整してください」というメールが来ます。

審査結果のメール

指摘された問題を修正することによって、楽曲が登録されます。

2021年8月よりAudiostockの審査のスピードが変わった印象です。今までなら最短1日〜2日で審査→発売になっていたのが、今では作品登録→審査申請→発売まで、10日〜程度かかるようになっています。

審査で気になったこと

現状、作品の「最終的」な合格率は100%になっています。この点、個人的に審査が厳しいという印象はありません。ノイズや残響など、修正を求められることはありますが、該当部分を直せば審査に合格し、作品のライセンスを販売することができます。

ただ一つ、ごくまれ(1%)に「?」という調整を依頼される場合もあります。

リバーブの残響処理でも「これくらい長い方がいいのでは?」と思えるところもNGが出ますし、楽器のアタック音でもある曲は同じ強さでも問題なし。しかし別の曲では強すぎるとNGを出されます。

そのほか、タグの問題?(不一致など)などで審査が進まない可能性もあるとは思いますが、原則的に審査については、楽曲そのものの「良さ」「悪さ」というより何かの別の基準があることを推察できます。

例えばAudiostock公式サイトの審査の注意点にも書いてあるとおり、「不適切なタグ付け」は不合格の原因になるので、その点は注意する必要があります。

「この作品を商売として売りますが、そのラベルに間違いはないですか?」という点に注意し、説明文やタグ付けをして審査を依頼することが前提条件です。

あくまで仮説ですが

「ごくまれ(1%)に「?」という調整を依頼される場合もあります」という点の補足です。

基本的に審査は決して厳しくはないと感じていますが、一点だけ正直思ったことをそのまま書くと、審査する人のなかのごく一部に、異様に厳しい人がいる可能性が高いと感じています。

審査合格までの流れとして、

1・審査を申し込む

2・審査員に審査する曲が割り振られる

という感じで審査されると想像していますが、異様に厳しい人に審査が割り振られた場合。指摘された点を確認できないない状態で曲の調整を求められるケースがあります。

たとえばある曲は「ピアノのアタック音が強い&ホワイトノイズがある」という理由で調整を要求されたので、指摘された点について、何度も慎重にチェックして、相当の時間を使いました。

が、具体的にどこがどうノイズなのかを私自身ではいくら確認しても確認できなかったのでピアノのペロシティを全て調整。3回再審査を出しましたが毎度同じ文言がコピペされた調整のお願いが来ました。

その後どうなったか?リテイクではなく、新規登録で申し込んだところ一発で審査に合格しました。この経験から「審査する人のごく一部に、異常に厳しい人がいるのでは?」という可能性を想像したのですが、次の経験でそれを確信しました。

具体的には、一度バリエーション音源として審査を申請して合格した曲をYouTubeのContent ID取得のために削除、再審査に出した曲が「ノイズあり」でリテイク調整になったのです。

指摘された部分を何度確認してもノイズは発見できませんでした。つまり一度審査に通っている音源でも、「?」という指摘でリテイクを要求される場合があります。

その他の経験としては、主音源を登録しそれが見事に合格したのち、テンポや調を変えたバリエーション音源を登録。音の強さ等はいじらず出しても、「◯秒部分にノイズがあります」という指摘を受ける場合があります。

音は同じ強さですし、調整も同じ。そして何度指摘された部分の音を確認しても、指摘された問題を確認することができません。こういうことが、たま(1%)に起こります。なぜこのようなことが起こるのかというと、審査する人という要素が一番大きいかな、と。

なので、万が一「ノイズ混入」「ホワイトノイズ」うんたらの指摘を受けて該当部分を確認した結果、問題を確認すれば当然修正します。作品は商品です。おかしいところを修正するのは当然の話です。

が、もしも「そんなのどこにあるの?」という結論に到達した場合。該当部分の音を思い切って削除したり、リバーブの調整や再ミックスダウンなど「微調整」を施すことで、次の審査で合格する可能性があります。

自分の提出作品の品質に責任を負うのは作品の作り手である自分自身です。繰り返しになりますが、明確なノイズ混入が判定できる場合や指摘されて明らかにおかしい点は調整して提出します。

まとめ

ということで、最後にAudiostockの審査で分かったことをまとめます。

1・提出する作品は「商品」として売ることを前提に出すことが大切。

2・審査員の一部に過剰に厳しい審査をする人がいる可能性がある。

3・指摘された部分をチェックした上で「指摘された問題が認識できない場合」はその審査員に当たった可能性あり。

という点を考慮して立ち回ることで、販売までこぎつけることができます。

人それぞれ感覚の違いはあるとは思いますが、審査結果については不明な印象を感じることはほとんど(99%)ありません。ただ、「ここを直してください」と指摘された問題を確認しても「?」と感じる審査結果がごくまれ(1%)にあります。

実際の事実として、一度Audiostockで合格した曲も再審査でなぜかノイズ混入(何度指摘されたところを聴いても確認できませんでした)によるリテイクを受けています。

そういう不可解なことが起こりますが、作り手として、「この作品を商品として売りたいです!」と思う曲を提出することが大切だと感じています。参考になれば幸いです。