宅録でも演奏でもOK。RolandのJUNO-Giの感想とレビュー

ローランド JUNO-Gi

ガレージバンドやロジックプロなどの音楽制作ソフトでのレコーディングに必要なのがMIDIキーボード。パソコンとキーボードをUSBで接続、演奏することで、それを録音することができます。

選んだ理由

MIDIキーボードと一口に言っても、単純な入力用のもの、単品で活用できるシンセサイザーなど様々。安いものだと1万円で買えます。

私の場合、

・Macのパソコンにつないでガレージバンドやロジックプロで使うこと

・鍵盤数の多いもの(自分で演奏して録音したいから)

・レコーダー機能が内蔵されているもの

この3つの条件を満たせる商品が良かったので、地元の楽器店に行き店員さんの話を聞いてシンセサイザーを選びました。

モデルはこれ

購入したのはこちら。ローランドのJUNO-Giというモデルのシンセサイザーです。簡易レコーディング機能をはじめ、シンセサイザーならではの音が多数収録されています。ピアノからテクノ、ストリングスまで、これ1台で様々な音を出すことができます。

ローランド JUNOシリーズとは

ローランド社が販売しているシンセサイザーのシリーズ。ステージ専用のものから、レコーダー機能対応のもの、三種類のシンセサイザーがある。

単品としてもなかなか良いのですが、私がローランド JUNO-Giを選んだ理由は、鍵盤数が多いのでMIDI入力もラクなのと、シンセ本体でレコーダー機能があったからです。

私の場合、シンセ本体である程度曲を作る(コード進行はもちろん、リズムなどを作る)→録音ソフトで他の音を加えるというやり方をしていたので、シンセサイザーとしての能力に加え、レコーダー機能がついているローランド JUNO-Giは魅力でした。

8トラック同時対応のレコーダー完備

内蔵トラック

まぁ、実際にシンセサイザーを買って、Macのパソコンを買って、ガレージバンドで宅録を始めてみたものの、ガレージバンドのレコーディングがあまりにも簡単で便利なため、シンセの録音機能はいまだ使っていないのですが。

ただ、キーボードの重要な要素である音はかなり良い方だと思いました。基本のピアノからキーボード系、ストリングス、テクノ系で使う音など、たくさんの音が収録されています。自分で音をいじることもできるので、こだわるときも問題なし。

内蔵音源

ピアノを弾く感覚で

また、このキーボードは鍵盤数が多いのも特徴。

ローランド JUNO-GiをUSBでMacBookとつないで使う場合、鍵盤数が多いので、演奏して録音するのがとても便利。ピアノやキーボードを自分で演奏してMIDI入力していきたい方には便利です。

鍵盤数も十分!

鍵盤数

それに、ローランド JUNO-Giならキーボードとして、シンセサイザーとしても単品で申し分ありません。ライブなどの機会でも、これ1台で対応できます。

内蔵スピーカーがないため、サウンド出力は別途スピーカーが必要ですが、それをのぞいても、なかなかコストパフォーマンスのよい機材だと思いました。

総評

宅録用のMIDI入力キーボードとして使うもOK、演奏用のシンセとして使うもOK、どちらでも活用できます。ローランド JUNO-Gi自体に録音機能がありますので、これで基本の楽曲を作ることもできます。

基本的なアイディアは、ローランド JUNO-Giで作り、ガレージバンドやロジックプロで仕上げる。こんな便利な使い方ができる機材です。