5月中頃より雨が続き、なかなか外出日和にはならないなかようやく快晴の兆しが。少し時間が取れたので、「行きたい、行こう」と思っていた滋賀県の長浜&彦根へ。歴史の面影をたどる小旅行をしました。
長浜
名二環を通り小牧へ、そして一宮へ到着。そこでやけに渋滞が続いているなと思ったら名神の集中工事中。一宮を抜けるまで一時間近くかかり養老で休憩。
養老からは名神から北陸道へ進み長浜に到着。長浜といえば百姓出身の秀吉が初の城持ちとなった出世城。伸び伸び広々とした空気がとても気持ち良く感じられます。
この日は休館日で城のなかにある博物館を見ることはできませんが、青い空が広がる快晴の天気。
眼前に広がる琵琶湖がまた、神々しく、時が過ぎるのを忘れさせてくれるような素晴らしい景観です。
彦根
せっかく長浜まで来たのでついでに彦根へ。
彦根は記憶では2015年札幌に引っ越す前に訪れた以来。あぁ、なんと時間が過ぎるのは早いことか。天守閣内部は耐震工事中でしたが、城は変わらず、ここにあります。
無限に広がる青い空、そして琵琶湖。吹くそよ風は少し、甘い匂いがします。
鹿児島の島津の殿様の館でも感じましたが、江戸時代の武家というのは権力者であるというだけではなく、まさに文化の担い手であったという事実を教えてくれます。
彦根城近くにある井伊直弼の埋木舎。この日は休館日ということで行けませんでしたが、彦根城入口には井伊直弼の碑があります。事件の2ヶ月前に歌われたという句が、心に残ります。
最後に
久々、車を長時間運転して史跡を巡りました。
なんというか、歴史を感じる場所はなつかしく、そこにいるだけで幸せな気持ちになります。だからなのか、昔は心がいつも東の方へ向かっていましたが近頃はとくに、西の方に心が惹かれます。
今までは基本的に旅は電車派でしたが、こうして車でいろいろ巡ってみると、車での旅もいいものだなぁと改めて感じます。ということでいつか1ヶ月ほど車で日本を気ままに旅行することを目標に、今回の短い旅を終えます。