オランダ2日目です。今日は朝早くホテルを出、風車で有名なザーンス・スカンスへ。アムステルダムの駅から、バス1本で行けます(391番バス)。
朝早くついたので、あまり観光客もおらず。とても静か。
正直に言いますが、この景色は最高でした。今まで旅行した数ある場所のなかで、最高クラスの素晴らしい場所でした。空気もきれいで、風も気持ちいい。まるで時が止まったかのような場所です。
川にはアヒルが。アイルランド生まれの詩人、ウィリアム・アリンガルが歌った詩、A Memoryを思い出しました。
Four ducks on a pond 池には四羽の鴨
A grass bank beyond, かなたの岸辺には緑の草
A blue sky of spring, 春の青い空
White clouds on the wing; 流れる白い雲
What a little thing 取るに足らない小さなこと
To remember for yearsー なぜか年とともに思い出す
To remember with tears! 涙とともに思い出す!
(岩波文庫、イギリス名詩選より)
歩いていると風車が。こんな感じの風車が結構あります。
それにしても、ここは歩いているだけで良い気分です。時間も朝の8時くらいだったので、観光客もほとんどいませんでした。おかげで、静かでのんびりと、ザーンス・スカンスの観光ができました。
どうやら朝早く観光に訪れたのは正解だったようで、8時30分くらいから、観光バスがどんどん来て、大量のツアー客が登場。静かな田園風景は、瞬時ににぎやかに。
いたるところ、人、人、人。のんびり観光できなくなったので、あきらめてお土産屋に。すると工芸品の作り方を教える試演が行われていました。
ザーンス・スカンスの見るところもすべて見て、ミュージアムへ。そこでコーヒーを飲みながら休憩しました。
帰る頃にはツアーバスがいっぱい。もしも、ザーンス・スカンスを楽しみたいなら、早い時間(できれば7時30分くらいに行く)のがおすすめ。
8時くらいに行くのと、9時10時に行くのとでは、おそらく100%、ザーンス・スカンスの印象が違います。
ザーンス・スカンスの観光を終え、バス停へ。ちょうどタバコを吸っている恰幅の良い女運転手さんがいたので、話かけてチケットを購入。世間話をしていたらいろいろ教えてくれて楽しかったです。
アムステルダム中央駅まではバスで40分ほど。切符は運転手さんから買えます(割高になるようですが、楽なので私はこれでいいです)。
その後電車に乗り、オランダ中央のユトレヒト(Utrecht)へ。
歩いていると雨が降り出したので、傘を買って散策。
街を一通り歩いたら夕方になったので、また電車に乗ってアムステルダム中央駅へ。これで今日の探索は終わり。オランダ観光も今日でおしまいです。
明日はドイツに向かいます。