ヴィンテージアコギと新品のアコギを弾いて気付いたこと

ギターを弾く男

アコースティックギターにハマって以来、日々アコギに関する様々な情報をチェックしてきました。

そのなかで、興味を弾いた新品のギターを購入してきましたが、「アコギは現行よりもヴィンテージものがいい」という話を耳にしました。

そこで、実際その話が本当かどうかをチェックしたいと思って、御茶ノ水の楽器屋さん巡りへ。

ヴィンテージを7~8本ほど弾いてきました。その中で気づいたことを、備考メモとして、このブログに書き残しておきます。

ヴィンテージのアコギに興味がある方は、参考にしてみて下さい。

購入したアコギ

マーティンD-28(2013年製、新品)

ギブソンJ-45(2013年製、新品)

K.yairi YW-1000(2013年製、新品、今は所持していません)

ギブソンLG-3(1948~1951年製、ヴィンテージ)

試奏したギター

・マーティンD-28を10本ほど(新品7本、ビンテージを3本ほど)

・マーティンD-18+000-18(新品それぞれ1本)

・ギブソンJ-45を3本ほど(新品)

・ギブソンLGシリーズの1~3を5本ほど(1950年代製~1960年代製、すべてヴィンテージ)

現行品を弾いて感じたこと

・音が若い。全体的に新鮮で明るい音がする。

・購入時は試奏必須。音が固くボリュームがない新品あり

・購入した新品のアコギは、1日およそ1時間~2時間弾きこんで、1ヶ月程度で音が変わった。音に硬さがなくなって響きが良くなった。

・新品でも、感動するような良いギターあった。

・新品でも問題なし、ただし最初は音が固いので、要弾き込み。

ヴィンテージ品について

・一言で言って素晴らしい音。現行品よりも音に深みがある。音を出すと、自然にリバーブが発生する。

・ギター鳴りがスゴイ。音が大きく、ギター全体が響いている感じがする。

良いヴィンテージ品は高いお金を出す価値がある。音(鳴り、響き、深み)が明らかに現行品と違うものあり。

・状態の良いもの+音が良いギターがある一方、価格に見合わない音の良くないヴィンテージ品あり(特にギブソン)。ヴィンテージだからと絶対視せず、試奏して音をチェック。

・古いギターなので、扱い要注意。

ヴィンテージギターと現行品の違い

・ヴィンテージと新品、弾いてみれば音の違いが一発で分かるほど明確。

・サウンドホールに耳を傾けると音の深さをダイレクトに実感。よく言われる、独特の枯れた音がする。

・新品の方がきらびやかな音が出る。ただし、鳴りや音の深みはヴィンテージの方が魅力的。

鳴りは圧倒的にヴィンテージ。小型サイズのヴィンテージギターが、マーティンやギブソンの新品のドレッドノートギターより大きな音が出る。

・価格面でヴィンテージ>新品(一般的に)。良いヴィンテージは価格相応の価値があり。

・比較的安価で良いヴィンテージギターも販売されている(10万円台)ので、コマメに楽器屋さんのウェブサイトをチェックするといいかも。