「今よりもっと」の気持ちさえあれば、東京はそれに応えてくれる。2018年4月東京出張最終日

本日は朝早くホテルをチェックアウト。

山手線に乗り浜松町に荷物を預け、御茶ノ水へ。

御茶ノ水駅

古本街をじっくり見たいと思いつつ、今日は時間がないのでいつも足を運ぶ三省堂書店へGo。毎度思いますが、ここの本屋さんは本当に落ち着きます。

三省堂

テキトーに本を見ていると知らなかった本、読みたかった本がいろいろあって、こういうリアル書店の良さはやっぱり東京がNo.1。

ネットで本を買うのも良いですが、やはり個人的にはリアル書店で本を買いたいと思っています。

リアル書店で知らない本、面白い本を見つけると本当にワクワクする。この意味で、東京はやっぱり最強の街だな、と実感します。

本をじっくりチェックした後はいよいよアコギ巡り。そろそろ、マーティンのローズウッド系のものを一本入手しようと思い、楽器屋さんへ足を運びます。

そのなかでパッと目についたのがクロサワ楽器さん(御茶ノ水駅の近くのところ)にあったマーティンのOMー28V。

店員さんに話を聞くと、ヴィンテージを意識した作りらしくて、音の広がり、ボリューム感の面においては、マーティンらしさを味わえる一本。

ボリューム、音の張り、とても良かった。ただボディの割れの修復跡が気になったところ。

マーティンのOM28HV

OM28Vのほか、HDー28Vモデルも試奏させてもらい、気になっていたところ、店員さんがこちらもおすすめですと一本のギターをご紹介。

それがD-28のマーキスという、現在はAuthenticモデルとして販売されているヴィンテージ志向のアコギ。

マーティンD28マーキス2015年製

見た目からして上品でビビビと来るものがありましたが、実際に試奏してみて、すぐこの個体の良さを確信。

正直、自分が持っているD-28よりもさらに音がクリアかつ力強く、マーキスが通常モデルの更に上位である理由が納得できました。

この音は本当に素晴らしかった。買おうか買おまいか1時間迷いましたが、結局断念。

しかし、このギターをあきらめて電車に乗って空港へ向かっている最中は、このギターの音が頭に何度も何度も浮かんでいました。

こんなことなら、もう1日東京に滞在する時間を取って、買うか買うまいか、じっくり熟考する余裕が欲しかったと後悔。

ということで、次へ東京を来るときは、今度こそ。完全に納得のいくアコギを手に入れたい。その思いを改めて強くした次第です。

それにしても、久々御茶ノ水の楽器街に顔を出しましたが、御茶ノ水駅近くのクロサワ楽器さんはいいですね。

ギターを見ていると、きちんと声をかけてくれるし、ギターの説明もとても詳しくしてくれるし、やる気と熱気が感じられてとてもいい。

楽器屋さんのなかには完全スルー。放置プレイをしてくれるところが多くて、気になるギターを試奏するのがややハードルが高い場合があります。

なので、やっぱり適度に声をかけてくれるお店だと、「ここで買おうかな」という気になります。

まぁ単純にクロサワ楽器さんはマーティンにしろギブソンにしろたくさんギターがあるので、必ずチェックしたいお店の一つです。

まぁアコギはタイミングなところがあるので、そこらへん、本当に難しいですが、一度買ったらしっかり付き合いたい。

ということで、今度こそは必ず。その思いを持ちつつ、札幌に帰還。またアコギを手に入れるために、仕事を頑張りたいと思います。