憧れだったアコースティックギター、2013年製のマーティンのD-28を購入してから気がつけば1年。今では、すっかりD-28の音に魅了される日々です。
このページでは、新品のD-28を1年間弾きこんで実感した、個人的な感想をまとめています。マーティンのD-28の魅力が少しでも伝われば幸いです。
やっぱり音がいい。
6弦低音の響く音から、1弦2弦の高音の音まで、ギターの音が素晴らしいです。
ちょっとタッチを弱めにすると柔らかい音が、「ガツン!」とピックで弾くと、音の粒立ちが良いストレートな音が、ボディから立ち上がります。
弾き手のプレイ、感情表現に上手く応えてくれるため、とても良い音が出ます。だから弾いていて楽しいのかもしれません。
ボリュームがスゴイ。
D-28と1年付き合って一番驚いたのは、ギターの音のボリュームです。
同じドレッドノートタイプのギブソン J-45より音が響き、遠くまでギターの音が届きます。
ギターを弾いていると、ボディから音の振動が体に伝わってくるのですが、アコギとしてのボリュームはものすごいポテンシャルがあります。
まぁ、ボリュームが大きい=注意しないと近所迷惑になるので、そこだけが気がかりですが。
いつ弾いても音が安定する。
ギターは、管理法や温度、湿度等で、微妙にコンディションが変わってきて、日々、音も微妙に変わっているように感じます。
D-28の場合、そこの揺れ幅が比較的狭いというか、大体毎日、同じような調子でプレイすることができます。安定感があります。
幅広いジャンルをカバーできるので弾いていて飽きが来ない。
弾き語りからクラシックやケルト音楽のソロギターまで、どんな曲を弾いても、D-28はこちらの要求に応えてくれます。
良い音というのは、ある種の普遍性を持つものかもしれない。D-28を弾いていて、ふとそんなことを思います。
今のところ不具合なし。問題なくピカピカ新鮮の状態。
個人的に注意しているのがギターのコンディション。
購入したギターとは長く付き合っていきたいので、毎日弾いて、状態をチェックするようにしています。
D-28は購入して1年、出張期間意外はほぼ毎日プレイしましたが、今のところ不具合なし。安定して良い状態を保てています。
あとは、年年歳歳、付き合いとともに、どんな音に変化していくのか、そこが楽しみで仕方ありません。
最後に
アコギの名器と言われるマーティンD-28。
2013年製のD-28を購入、弾きこんで1年になりますが、あらためて、アコギの魅力、良さを実感させてもらっています。
それにしても、本当にマーティンのアコギは素晴らしいです。業界のスタンダードになる商品というのは、やはりそれなりの理由がある。D-28をプレイしていると、そのことを実感します。
D-28は一生もの。自分が選んだD-28とともに、音楽を楽しみ、ギターの音の変化を実感できる。そんなアコギライフを続けていければいいかなと感じています。