2015年からスタートした札幌暮らしも4年が過ぎいよいよ、ついに5年目。
それで物件の更新が近づいてきた9月、現在の物件に致命的な問題はなかったので更新について管理会社に問い合わせ。
すると女性が電話に出たのですが、なぜか電話に出た瞬間からキレ気味で超無愛想。知りたい情報は分かったものの、「この管理会社は大丈夫なの?」と急遽不安に。
「これは引っ越せ!という天の思し召しである」と判断し物件探しをスタート。早速不動産会社に問い合わせて、物件を見てきました。
7件近く物件を見て
結論からいって、札幌の住みたい地域にて、
1・どんな家賃で
2・どんな物件が
借りられるかはある程度予想していたのですが、やはり大半があえて今の物件を引っ越してまで借りる価値があるとは思えないもの多数。
部屋自体は良さそうなものの、壁がスカスカで隣の部屋の声が聞こえそうな物件も。
そのなかで1件だけ、「この物件は素晴らしい!」と驚愕できる物件を発見。それはいわゆる分譲賃貸で、やはり、賃貸のものとは、管理の状態。
何より物件の質が段違いであることを実感することになりました。
物件選びのカギは管理会社にあり!
本日は不動産会社の検索で紹介された100ほどの物件中で厳選した6件を見て回りましたが、
1・玄関が汚れている
2・廊下に私物置き放題(ひどい物件だとダンボールが廊下に山積み)
3・部屋から異臭がする
4・駐輪場がめちゃくちゃで管理されてないのが丸わかり
など、物件の前まで到着した瞬間、見るのをやめた物件も。
特に、私物が放置されており、見るからに生活感が丸出し。だらしなさが伝わってくる物件も多数あり。
本当に賃貸物件の管理状態の大切さを、改めて実感することになりました。
ヤバい物件はすぐ分かる
とはいえ、見学に行く前、おおよそは外れ物件であることは想定していたのでそこはノープロブレム。最後、写真を見た瞬間からビビビと来た物件の見学へゴー。
エントランスに到着した瞬間から、いかにきちんと管理運営されている物件が清々しいか。瞬時に理解することができました。
築年数が新しくないとか、そんな問題は結局、生活していく上で些細なことです。
それより、実際現在の物件がどのように管理され、エントランスを始め共用部分がどうなっているか。エレベーターだけでなく階段もきちんと掃除されているか。駐輪場は大丈夫か。ゴミのマナーはOKか。
こういった問題の方が、よほど重要になります。
賃貸契約に変化あり?
ということで、あと数回時間を変えてこの物件をチェック。騒音等の問題がなさそうであれば、ここに決定する予定です。
ただ今回驚いたのは、賃貸市場の契約とか条件とか、いろいろ変わっていることが分かったことです。
まず、「保証会社必須」の物件が増えていることに驚き。そして、毎年保証料の更新費用などいろんな名目で、新しい入居者への負担が増えていることには、驚くほかありません。
札幌が賃貸ブームなのかは分かりませんが、いかにも投資だけの目的で建てられた、金太郎飴のようなマンションが乱立するなか、入居者が心地よく住める物件がどれくらいあるのか。
疑問に感じてしまいます。
物件はご縁とタイミング
それにしても、やはり賃貸は賃貸。良い物件。納得して契約できる物件は予想外に少ない。
新築の物件でも、業者や管理会社が違うだけで、外国語のマンション名に似たようなデザイン、似たような内装の物件が山のようにあります。
そして、一見デザインがおしゃれでも、壁と壁の間がスカスカで、RCなのに生活音が普通に聞こえまくる物件も多数。
結局、2015年に札幌に引っ越してきて、相当数の部屋を見ましたが、ある程度パターンが見えて、賃貸探しに新鮮味がなくなってしまったのが正直なところ。
最後に
とはいえ今回、噂に聞いた分譲賃貸という世界を知り、たしかにこれは、住むための物件として、投資目的で建てられた賃貸とは別ランクに属することが実感できました。
それは建物の造りそのものはもちろんながら、きちんと管理されていること。まさにその点が、実に物件選びにおいて重要であることを、この目ではっきり、見ることができました。
まだ契約はしていませんが、現状は非常に前向き。賃貸もこだわって探し続ければ、納得できる物件と出会うことができる。そのことが実感できた賃貸探しでした。
とりあえず物件探しは管理状態チェック。引越し後後悔するかしないかは、そこがかなり重要、という話です。