2011年夏、大学院入試の二次試験のために静岡へ。
当時は若かった20代、将来食っていく道を探していましたが何を血迷ったか文系大学院への入学を検討。
一次の学力試験はパスしたものの二次試験の面接で不合格。
「もし大学院に入学していたら、今頃どうなっていたのだろう?」
と思うと、人生は不思議です。
ホテルアソシア静岡
静岡は新幹線の静岡駅の周りに重要な施設が集中。コンパクトと便利。
泊まったホテルはアソシア。
ここの系列は朝食が美味しいことで有名です。
ホテル高層の部屋からは静岡の景色が一望。雰囲気がのんびりして素晴らしい。時間の流れの感覚は、やはり東京とかとは違います。
駿府城跡
静岡といえばかの徳川家康が老後の隠居場所として住んだ街。
駿府城も城としてのかつての威厳を感じつつも、やはり雰囲気が柔らかくて、気持ちが穏やかになります。
太平洋側の気候ということで、明らかに北陸とかの空とは違うのが静岡の空。
広々とおおらかで、とても空気が素晴らしいです。
やはり城の周りに現代でも権力機構が集中するのは今も昔も同じ。
静岡大学
「自分の人生どうしよう?そうだ、大学院へ入ろう!」
そんな安易な気持ちで大学院説明会を検討。選んだのが静岡大学大学院の文系の某院試。理由は単純で静岡で暮らしたかったから。
久能山近くの海が見えるところか、あそこらへんで家を探して、学生しつつ何か仕事を見つけたい。
そんな軽い気持ちで説明会に参加。そこでしゃべった他の静岡の学生さんは感じが良くて楽しかったです。
大学院入試は一次と二次があって、一次は学力テスト。テストの内容は英語とか一般常識的なものが中心なのでそこはクリア。
次に進むのが二次試験。
教授などのお偉いさんと面接で合否を決められるアレです。
が、当時の自分は「こいつは受からせたくないぞ」と思われる何かがあったのか面接で見事不合格。
動いてもつまづいてつまってしまう。今振り返ると、本当にこの頃の自分は迷走していたことを思い出します。
でも長い人生、そういう時期があるからこそ、自分が進む本当の道へ進むことができる。今はそのことが分かり、「人生の配慮はいろいろ奥深い」と思います。