名古屋での時間もあと少し。
「札幌に戻る前にどうしても京都に行きたい!」というインスピレーションを感じていたのですが、気になっていたのが台風。せっかくなら晴れた日に行きたいと思っていたところ、台風の進路がそれて機会到来。
ということで新幹線に乗車。京都へ行くことにしました。
新幹線で京都駅へ
名古屋駅から新幹線に乗り京都へ。
およそ40分ほどで京都に到着。学生の頃ここから近鉄に乗ったことを思い出します。
天気予報では台風云々で天候が心配でしたが見事に快晴。
ということでまずは地下鉄に乗って二条城へ。
二条城
二条城は小学校の修学旅行以来。本殿と庭園の入場券を購入し場内へ。
内部の写真を撮影できないのが残念ですが、その重厚な雰囲気に圧倒!ところどころ豪華な装飾は、名古屋城で見た本丸御殿を思い起こさせる絢爛豪華さでした。
城内の庭園。空の青さがまた美しい!
天守閣跡。江戸城にしろ、天守閣があるのに消失してしまったのは残念。
さすが京都というだけあって、そこかしこに風流を感じる場所です。
清流園ではますます雅な空間を楽しむことができます。
さすが天下の二条城。広さはまさに徳川時代の権勢を感じる雰囲気でした。
今出川〜御所
二条城の次は学生時代に通った今出川へ。学生時代に行っていたカレー屋で昼食を食べたあとは母校を横目に見つつ相国寺へ。
ここの池の景色が、落ち着きます。
あいにく本殿は公開されていませんが、閑静で落ち着いた雰囲気は相変わらずです。
学生時代、講義をさぼって憩いの場にしていた御所。
この日は日差しが強く、のんびりすることはかないませんでしたが、あとしばらくすれば、紅葉が美しい時期に入ります。
知恩院〜四条
今出川からバスに乗り東側へ。目的は知恩院。
京都は西と東でまた雰囲気が変わりますが、傾斜のある道を上がってたどり着く知恩院から見える京都の景色は絶景です。
知恩院を見たあとは祇園を通って四条へ。
この細い道が京都らしい。
祇園と言えば舞妓さんの街ですが、一見さんお断りの世界。いつか然るべき信頼を得て、お座敷遊びを経験してみたいものです。
この景色はまさに自分が感じる京都のイメージ!
中心部に来るといつもの通りにぎやか。学生の頃は塾講師で稼いだお金を持って木屋町のポール・スミスに通っていたことを思い出します。
四条から商店街へ。
店がひしめき合う通りですが、なかには神宮も。
この日は人が多く、活気が戻っている印象でした。
東本願寺
四条から京都駅に到着し、東本願寺へ。
学生時代は時折ここに来て、何するのでもなく、本殿でぼんやり時間を過ごしていたことを思い出します。
この広い本殿に歴史を感じる建物が、落ち着きます。
夕暮れ時の一時をゆっくり楽しむことができました。
最後に
ということで、もう何年ぶりになるだろう?久々、京都をじっくり堪能することができました。
聞くところによると、ここ数年の京都はインバウンドの関係で日本人観光客が減って、京都らしい雰囲気が失われたとそうですが、今回京都を歩いた限りでは、私が学生時代に過ごしたあの雰囲気は残っていました。
歴史が好きな自分としては、京都の至るところに感じられる歴史的な建物にワクワクし続けてしまいますが、学生時代もう少し、京都のいろんなところを見ておけば良かったとも思います。
歴史は人類の活動の営みの累積。昨日を振り返ることで、明日を見つけることができます。ということで思い残すことはなし。京都は素晴らしい観光の街であるという認識を新たにしたところです。