北海道にもいよいよ、暖かい季節が到来。
GWも終了し、早急に片付けるべき重要度の高い仕事も一段落。するとむくむくと「旅がしたい!」という気持ちが抑えられず。
ということで思い立ったが吉日。ホテルを予約してJRに乗り、稚内へGo。
札幌〜稚内まで
札幌駅から稚内には1日3本(朝・昼・夜)出ているということで、稚内直通の早朝一番のスーパーサロベツに乗車。
旭川まで約2時間。そこから更に3時間。
北海道の雄大な景色を車窓から眺めつつ、稚内へ向かいます。
電車に乗ることおよそ5時間。ようやく稚内駅に到着。「日本最北」の文字が目に飛び込んできます。
札幌から、ほんとに遠かった。
稚内市
まずはホテルに荷物を預け稚内駅周辺を探索。
駅の隣には市場が。海鮮系のお土産を購入することができます。
駅から歩くと商店街が。ここで食べた650円の塩ラーメンは安くて美味しかったです。
更に周辺を歩くと鳥居を発見。
素晴らしい桜が咲いています。
階段を登って境内へ向かうと、こちらもまさに桜が絶賛満開中。どうして桜はこんなにも、美しく咲くのだろう?
おまけに風が吹くと桜が一面に舞って、なんともいえない感覚が、心のなかで広がっていきます。
こちらの神社では散歩道になっているようで、山へ登っていく途中は、稚内市内を一望できる絶景を楽しむことができます。
この先はロシア?とにもかくにも、目の前に広がっている大海原に感動。
海の音に耳を立て、極上な気持ちになったのでホテルに帰還します。
日本最北端の宗谷岬へ
稚内2日目はいよいよ宗谷岬へ。
駅からバスで行くことができますが、本数が少ないので要注意です。
宗谷岬へは1番乗り場から乗車可能。駅からおよそ50分くらいで到着します。
宗谷岬へ到着するとそこはまさに最北端。
宗谷岬から樺太に渡った間宮林蔵の像が。
そして、「日本最北端の地」というモニュメントが。こちらは写真撮影スポットになっているようで、たくさんの人達が記念写真を撮っています。
なかには、年配の夫婦が。
なぜか奥さんが激怒しており、それとなく会話を聞いていると、どうやら夫の写真撮影がうまくいかない模様。
奥さんの怒りがおさまらないようで、公衆の面前にも関わらず夫は罵倒され狼狽していましたが、その姿は見て少し悲しくなってしまった。
それはさておき、晴れの日は樺太が見えるらしい場所。この日は曇っていて見通しがいまいちでしたが、それでも宗谷岬の壮大な雰囲気には圧巻。
向こうはもう、他の国なんだなぁ・・・。
ということで宗谷岬観光も終了。近隣のお土産屋の流氷博物館?を見たあと、バスに乗り稚内駅へ戻ります。
バスの車窓から北海道の雄大な景色を見ていると、本当に心も自由に、広々としてきます。
感想など
日本最北端の街ということで、人生一度は稚内に行ってみたいと思っていましたが、稚内に到着。宗谷岬にも行くことができました。
風が1日中吹いていて、冬は相当厳しいとは思いますが、やっぱり北海道は地域ごと。本当にいろんな雰囲気があるな、という感じ。
稚内は旭川や帯広とも違う、港町独特の雰囲気があって、それを肌身で感じられたのは本当にありがたいことです。
札幌からは電車で5時間。正直電車の旅は楽ではないですが、5時間といえば東京から福岡くらいの距離。
本当に、北海道のどでかさを、改めて実感しています。