先日、HDDに保存してあった昔の写真を整理していると、懐かしや、仕事を辞めて旅に出たとき長野の写真を発見。
「これからの人生どうするか、どの道へ進めばいいか?」
という時期だったので、特に印象に残っている旅でした。
旅に出るということ
普段の暮らしから離れ、自分を見つめなおすために一人プラっと旅に出る。
パソコンとお気に入りの本を持ち、電車やバス、移動中に見知らぬ景色を眺め、ぼんやり将来のこと、これからどうすべきかを考える。
旅の中は、普段とは何もかも違って、普段の生活では思いつかないような、いろんなアイディアが浮かんできます。アイディアのなかには人生の転機となるヒントも。
いつもとは違う視点で自分の人生を見つめることができる、これが旅の良いところだと思います(単純な観光も面白いですが)。
第一に変えるべきことは考え方と視点
人生で詰まるときは、「それまでの日常で同じことをしていてはダメ、何かを変えなければいけない」ということだと思いますが、旅をしていると、全てが非日常になります。
目にする景色、泊まる場所、会う人、全てがいつもとは違います。だから普段とは違う発想、考え方が浮かんでくるのかもしれません。
だから、いろんな本で、「悩んだら旅に出ろ!」ということが推奨されているのだろうと思います。
実際、旅に出て「これから」を見出した経験がある人も多いのではないでしょうか。実際、旅に出て自分を見つめなおすことは、とても価値があることだと思います。
それに旅先で思わぬ出会いがあって、人生の方向がガラリと変わってしまうこともありますしね。
ポイントは「何となく」
では、自分を見つめ直したいとき、どこに旅に出ればいいのか?
そのとき頼りになるのは「何となく」という感覚です。
「何となく雪が見たい」
「何となく城が見たい」
そういった感覚とか、ふと頭に浮かぶ「~へ行ってみたい」という感覚、それがヒントになります。
私もその何となくを頼りの旅に出かけ、自分のすべき仕事を見出し、そして今(2016年現在)では、人生で考えもしなかった場所で暮らしています。本当に不思議です。
常に別の選択肢がある
この経験から言えるのは、自分の中の感覚というのは、結構アテになるものかな、と。
「何となく」したいと思うこと、行きたい場所には意味があって、思ったことやしたいことをしていくと、考えもしなかった全く別の道が見つかる。そういう感じでしょうか。
ともかく、それによって人生の道が開け、また新しい物語が始まる。人生が楽しくなってくる。そんなもんだと思います。
何にせよ、時間が出来て、じっくり自分を見つめなおしたいときは旅に出て、いろんなことを考えてみる良い機会。
旅に出て、いろんな場所、いろんな人々がそれぞれの暮らしをしているのを見てみる。すると、自分が思った以上、もっと自由に、いろんな生き方ができることに気がつくことでしょう。