ガレージバンドでMD音源を取り込むことに成功

部屋の整理をしていたら、MDに録音しておいた、数々の自作曲の音源を発見。

懐かしい気持ちで、MD対応のコンボでMDを再生すると、

・高校生のときに作った曲

・プロを目指して上京、東京で某レコード会社の人に聴いてもらうために作成した音源

・大学生時代に録音した曲

など、10代から20代の頃作曲してきた数々の曲が。この音源をどうしても残しておきたいと思い、MDをパソコンに取り込む方法を検索。

調べたところ、コンボとパソコンをUSBタイプのオーディオ変換アダプタでつなぎ、ガレージバンドで取り込みが可能とのこと。そこで、いくつかの商品を購入して試してみました。

まず始めに試したのがこちらのPL-US35AP オーディオ変換アダプタという商品。Amazonをみると、ノイズが少なく、気軽にパソコンに取り込みができるそうです。

PLANEX USB→3.5mmヘッドホン/マイク端子 USBオーディオ変換アダプタ PL-US35AP

PL-US35AP

使い方は簡単で、こちらのステレオミニプラグをコンボとPL-US35APに接続。PL-US35APのUSB端子をMacにつなぐだけ。

ELECOM ステレオミニプラグケーブル

ステレオミニプラグ

この状態でガレージバンドを立ち上げ、ライン録音を選択すると、コンボから再生されるMDの音を、パソコンに取り込むことができます。

しかし、実際にやってみると、確かにMDの音は取り込めるものの、私のMacBookと相性が悪いようで、常時「サッー」というノイズが聞こえてきます。

音もお世辞にも良いとは言えず、こんな状態では話にならないので、次はMM-ADUSB3というの商品で再挑戦。

SANWA SUPPLY USBオーディオ変換アダプタ MM-ADUSB3

MM-ADUSB3

こちらもPL-US35APと使い方は同じ。

実際に試してみると、確かにMDの音は取り込めますが、MM-ADUSB3もノイズ発生。PL-US35APよりはノイズのひどさはマシですが、落ち着いて音楽を聴けるようなものではありません。

「これはいかん!」ということで、結局、BEHRINGER UCA202というオーディオインターフェイスを購入しました。

BEHRINGER UCA202

BEHRINGER UCA202

結論から言うと、この商品が当たり。ノイズなし、音質よしと、「最初からこれを買っておけば良かった・・・」と後悔しています。

パソコンとの接続も簡単で、ガレージバンドに音を取り込んでも、劣化の少ない状態で、MDの音を取り込むことができます。

BEHRINGER UCA202をコンボとつなぐケーブルが必要です。

取り込みの手順

MDの取り込みですが、BEHRINGER UCA202をコンボとつなぎ、BEHRINGER UCA202のUSB端子をMacBookとつなぎます。

その上で、ガレージバンドで新規プロジェクトを立ち上げ、録音することで、MDの音源をパソコンに取り込むことができます。

ガレージバンド

手順はこのようなイメージです。

1・BEHRINGER UCA202のUSB端子をMacBookと接続、システム環境設定でサウンドを選択。サウンドの入力をBEHRINGER UCA202にする。

2・ガレージバンド立ち上げ、新規プロジェクトをクリックし、「リアル音源」を選択する。(間違えたら、トラック作成→リアル音源を選択でOK)

3・トラックの入力設定を調整。上記画像の赤で囲っている部分を、入力→ステレオ1/2(内蔵マイク)、モニタ→入(フィードバック保護なし)に変更する。

この3ステップで、MDの音をMacBookに取り込み、iTunesで楽しむことができます。

録音は、一曲一曲手作業でやる他ないですが、貴重な音源をパソコンに残せるのはありがたいもの。時間をかけて、今まで作ってきた音を、MDからパソコンに取り込んでいきたいと思います。