K.ヤイリのYW1000を購入後、いろんなアコギに興味を持って、YouTubeでアコギの動画を見ていました。
マーティン、ギブソン、テイラー、ギルド。その中で、特に興味を持ったのがギブソンのJ-45というギター。
独特のクセのある音、聴き応えのあるコードのストロークに魅了され、どうしても気になって、現物を演奏したくなりました。そこで、楽器屋さんでJー45を探すことに。
何件かの楽器店を訪問、ようやくJ−45を発見。そこで2本、J−45のスタンダードモデルを試奏させてもらいました。
J-45とは
ギブソンの定番アコースティックギター。1942年の発売以来、ボブ・ディランやエリオット・スミス、日本では吉田拓郎や山崎まさよしなど、様々なアーティストに愛用されている。
試し弾きは必須か
憧れのJ-45を目の前に興奮して試奏。が、最初の一本は思っていた音とは少し違いました。
ネットで、「J−45は個体差が激しいので、何本か試し弾きすることが重要」ということを聞いたのですが、確かにそれは本当かもしれません。
試奏させてもらった1本は、音がイマイチで「鳴っていない」状態。ちょっとガッカリしましたが、もう1本のJ−45を試してみると、印象がガラリと変わりました。
もう1本のJ−45は、中音域はもちろん、低音の音がジュワ~と来て、すぐに「コレだ!」とビンビン来ます。
30分ほど悩んだ挙句、衝動買いしてしまいました。ギターを1年で2本も買うなんてどうかしていますが、それほどまでに音が良かったです。(個人的に好きな音でした。)
専用のハードケース。
こちらが中身。新品なためか、木の匂いがします。
ケースの中にマニュアルなどの紙が同封されています。
こちらが本体。茶色の地味で素っ気ない姿が好みです。
ギブソンのユーザー登録用紙。ギター購入後、15日以内に送る必要があるそうで、個人情報を記入し、すぐに送りました。
音の感想など
今メインに使っているK.ヤイリのYW1000は、音がきらびやかで、弦1本1本、とても繊細で粒の揃った音がでます。
Jー45は、コードでジャカジャカ弾くと、とても気持ちが良い音がします。噂どおり、サスティンがなく、音にクセがあります。でもそこがいい。味気ない、素っ気ない。でも好き。そんな音です。
私の買ったJ-45は新品なので、音が育つのはこれからですが、弾き込んで、じっくり音を育てていきたいと思います。
追記
Jー45購入からしばらく。このギターを毎日2時間ぐらい弾いていたところ、明らかに音が変化していきました。
音の残響、奥深さがアップして、所持しているギブソンのビンテージギターの感触に近づいています。
新品のJー45でも、試奏したときの感触が良いギターを買って弾き込んでいけば、音が成長していくのは確かだと思います。
最初に出会った魅力的な音が、弾き込みで更に変化していく。これだから、アコギは興味が尽きません。