人生のどん底で見つけた新しい生き方。『エリザベス・タウン』の感想

遠くを見つめる男

どん底に落ちた男が自分を取り戻すまで。

キャメロン・クロウ監督、キルスティン・ダンスト&オーランド・ブルーム主演『エリザベス・タウン』の感想です。

あらすじ

シューズメーカーで働く若きカリスマデザイナー、ドリューは、社運をかけた新シューズを開発。ところが、それは会社に大損害をもたらすフィアスコ(大惨事)の失敗に終わってしまう。

ドリューは仕事をクビになり、おまけに彼女にも逃げられてしまう。人生のどん底に陥ったドリューは自殺しようと決意。

マンションの荷物も全て捨て、自殺しようとしたその瞬間、携帯電話が鳴る。電話は妹からで、「父親が死んだ」という知らせだった・・・。

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感想など

いい映画はいつ観てもいい、そのことを実感させられる映画。

2月に入って、天気の影響か、気分がどよーんとなる日が多かったので、気持ちを切り替えたいと思ってこの映画を観てみたのですが、本当に素晴らしい!

映画の内容はというと、シューズメーカーに勤務するドリューが新作シューズで大失敗、仕事も会社も失い、人生のどん底へ。

「もうダメだ、自殺しよう」としていたところ、妹から電話、父親の死を知らされることになり、父親の遺体を引き取り火葬するために父親の故郷のケンタッキーへ旅立つというロードムービーなのですが、本当にこの映画はいいです。

映画のバックで流れる洋楽の名曲はもちろんのこと、キャメロン・クロウ監督の映画は、この映画にしても『あの頃ペニー・レインと』にしても、なんというか、温かみがあるんですよね。

だからなのか、この映画を見ているとモヤモヤしている気分がスッキリ。気分がどよーんとしているときは、この映画を観ると本当に癒やされます。

父親の火葬が終わってドリューが一人、車に乗ってアメリカ大陸を縦断、惨めなどん底の人生を乗り越えようとしている姿は何というか、観ていると元気が出てきます。

名作には人を癒やす力あり、この映画を観ていると、そのことを実感します。