以前購入したフェンダーUSAのストラトが、今ひとつ手に馴染まなかったので中古屋へ売却。
そこで、ギターを始めたときからずっと使っている、フェンダージャパンのストラトをギターケースから取り出し、また使うことに。
ギターケースから取り出しチューニング。
久々弾いてみると驚き。コードを押さえて、音を出すと、ギターのボディが振動し、自然なリバーブが発生しています。
次にアンプを通して音を出してみると、音圧はフェンダーUSAに劣るものの、クリーン、しかしまったり甘い音が、アンプから流れてきます。長年弾いたギターの音は、やっぱり違います。
このギターを購入したのは1997年。当時の価格でいうと、6万円くらいのものだったと記憶しています。
購入した理由は、エリック・クラプトンがフェンダーのギターを使っている姿に憧れたのがきっかけ。なので、個人的にエレキギター=フェンダーという意識がありました。
まぁ、当時はフェンダーにもUSAとJapanがあることなど知らず、憧れのフェンダーの文字が入ったギターを使える、それだけで満足していました。
そんなこんなでこのギターとの付き合いは長く、かれこれ10年以上になります。2013年、知り合いにペグ交換などギターのメンテナンスをしてもらったので、不具合もありません。
ずっと弾きこんできたため、ボディの振動、音の味わい深さは、このギターへ強い愛着を深めてくれます。長い間弾かれたギターの音はやっぱり音が違います。
高いギターは、最初からある程度の良い品質の音を保証してくれますが、6万~10万の安いギターでも、弾き込むことでギターが成長し、素晴らしい音を奏でてくれます。
長く付き合っていけば、ギターが成長し音が変化。馴染みもよく、こちらのプレイにギターが応えてくれる。このギターを弾いていると、そのことに気付かされます。
馴染むギター、自分が育てたギターを弾くのは気持ちがいいもの。このフェンダージャパンのギターを、生涯現役で使っていきたいと思いました。