2011年のいつかは忘れましたが、父親の故郷である秋田に滞在。そこで電車に乗って青森の五能線で白神山地の有名な十二湖へGo。
JR上飯島駅
こういう田舎の駅は、個人的に本当に好き。
どの駅出発だかは忘れてしまいましたが、五能線を運行するスペシャルな電車あり。
このときは個室でゆっくり電車の旅を楽しみました。
日本海の風景
こうして写真を整理していると思いますが、ほんと、日本海の海が見せる表情と、太平洋が見せる海の表情は別物。
日本海は厳しさというか、寂しさというか、旅愁というか、音楽で言えばマイナー調の曲が似合うイメージ。
北海道の松前から見た海もそういえば、こんな感じの寂しさというか、厳しさがあったなぁ・・・。
理屈は分かりませんが、こういう風景がほんと好き。DNAレベルで郷愁というか、懐かしさを感じます。
十二湖
電車に揺られ2時間くらい?十二湖駅へ。
駅からバスで目当ての十二湖へ。そこはまさに、「もののけ姫」の世界です。
確か夏前だったので虫が多くて大変でしたが、その空気。森の中の独特の静寂。
それは完全に文明世界とはかけ離れた何か別の神聖な世界がそこにあること。十二湖はまさに、そのことを教えてくれます。
吸い込む息一つ一つが驚くほど新鮮で、これが「マイナスイオンの力なのか!」と、科学音痴の自分でさえ、都会の空気。森の中の空気。その違いに気づくことができます。
湖の色も「青」ではなく「碧」。琥珀色と言ったほうが適切なのかもしれませんが、ともかく深みがあり、美しい。
こちらは平成の清水に選ばれたという水が飲める場所。
それにしても、なんと自然の姿はこんなにも美しいのだろう・・・。
ということで今回は青森の十二湖の写真を整理。日本にはいろんな美しい場所があることを改めて実感。あらためて、片雲の風に誘われてしまったところです。