4月に入り、札幌も晴れの日が増えてきました。
まだまだ寒い日はあるものの、近頃は外を歩いても気持ち良い天気。ということで、JRに乗って適当に札幌近隣の町へ。岩見沢方面の大麻(おおあさ)、江別へ。
3月には野幌へ行ったので、今回はその近くの大麻駅で下車。
針葉樹(?)が広がっており、また雰囲気が違います。得に目的もないので、住宅街を適当にブラ歩き。大麻周辺はあまりお店がなく、住宅地という印象でした。
大麻の次は江別へ。
駅を降りるとのんびりとした雰囲気が漂っており、駅から少し行けば大きな川も。駅の近くには神社もあります。
江別も適当に歩いて散策、それにしても、札幌から少し電車で離れると、また札幌とは違う雰囲気の場所になっていきます。
なんというか、時間がのんびりしていて、気持ちがゆったりするというか、そんな感じです。
まぁ周りにお店も少なく、都会の暮らしとは違うので、独身者には厳しいですが、こういうゆったりとした街で、家を持ち世帯を築く、そして年を取っていく。そんな人生もいいなぁとぼんやり考えていました。
岩見沢あたりまでなら、JRの快速に乗れば、札幌までそれほど遠くない(30分~45分程度)ので、そこそこ便利だと思います。
ただ、JRは事故などのトラブルが結構ある(先日も線路に車が突っ込んで2時間も電車が運休したニュースがありました)ので、そこは地下鉄と比べて安定性がないかもしれませんが。
それにしても、都会には良さがありますが、落ち着いた町には落ち着いた町の良さがあります。
札幌のような便利な都会での暮らしも刺激があっていいですが、生活が落ち着くことになったら、どこか縁のある土地で根を生やしてじっくり生きていくことになったら、そこが落ち着く場所になるのかも。
昔は沢木耕太郎の『深夜特急』シリーズの主人公のように、若さに任せいろんな土地をあてもなく訪ねて旅をする、そんな放浪暮らしに憧れて今までやってきましたが、やがてはどこかで落ち着き、根をはやし、そして年を取っていきたい。
いつからかそんなことを考えるようになってしまった。決まりきった生活、ある意味先が見えた生活は何の刺激もないけれども、守るべきもの守り、背負うべきものを背負う。それはとてもカッコイイ生き方なのかも。
まぁ先はどうなるかは分かりませんが、いつかどこかで、自分の人生も、落ち着くときが来るのだろうか?