北海道旅行4日目、憧れの小樽へ

今日は札幌を離れ、電車で小樽へ向かいます。

小樽は、大林宣彦監督の『はるか、ノスタルジィ』という映画を観て以来、ずっと行きたいと思っていた憧れの街。

男が持つ幻想の虚しさをドラマチックに描いた邦画の名作ですが、小樽という街が持つ、独特の雰囲気が、更に映画を味深いものにしています。

写真ではない、実際の小樽はどんな街なのか、ワクワクで胸が高まります。

ホテルを出て、まずは札幌駅へ。

札幌

札幌から特急電車に乗ることおよそ20分、海が見え、小樽の街が近づいてきます。

車窓から見える海

結局、札幌から小樽までは特急電車でおよそ30分ほど。札幌からのアクセスは容易でした。

小樽駅の看板

駅を出たらまずはホテルへ。

駅正面

ホテルに荷物を預けた後は早速観光。こちらは運河プラザというところで、犬の像が立っています。

観光所のわんこの像

街を歩くと、さっそく重厚な雰囲気の建物が。こちらは今は喫茶店になっていますが、歴史のある建物だそう。

歴史的な建物

この景色は素晴らしい。良い天気に運河、まさに写真で見た小樽そのものです。

運河

駅からほんの少し歩くだけで、海が見えてきます。多分日本海だと思いますが、広い空に青い海、心が穏やかになる気持ち良さです。

港

街ではちらほら桜が。北海道では、桜が咲くのが遅いそうですが、今はベストタイミングのよう。風に揺られて舞い、そして散る桜は、日本人の心の琴線に触れる美しさです。

桜

廃線になった鉄道の道が歩道になっています。この道を、何も考えず歩いているだけで、のんびりした気持ちになります。

廃線になった電車の道

こちらは商店街通り。この通りで食べた魚はもう何とも言えない美味しさ。北海道に来たからには、魚を味わいたいものです。

商店街

こちらもまた重厚な建物。喫茶店になっています。

喫茶店

街を一回り歩いた後、また最後に運河へ。運河の先、遥か遠くに見える雪の残った山、広い空からの光が、素晴らしい感覚を与えてくれます。

小樽の運河

街を観光していたら夜になってしまったので、小樽観光は終了。

本当はもう1日くらい滞在して、『はるか、ノスタルジィ』のロケ地を巡りたかったのですが、それはまたの機会に。

とりあえず、今日はじっくり小樽を楽しむことができ、思い出深い観光となりました。明日はまた、電車に乗って移動です。