札幌市南区にある温泉街、定山渓の『ぬくもりの宿ふる川』に泊まった感想です。
短い滞在でしたが、美味しい道産の料理とほっとする温泉を心存分楽しみ、骨休めをすることができました。
定山渓へのアクセス
『ふる川』に行く方法は2つあります。
1つは午後2時、大通の西4丁目から宿のバスに乗ってアクセスする方法(要予約、こちらの方がかんたんです)。
もう1つは、地下鉄の真駒内駅からバスでアクセスする方法です。
定山渓行きのバスに4番口から乗車(1時間に1本くらい)。
およそ50分くらいで定山渓に到着します。
バスを降りるとすぐ目の前に『ふる川』があります。近隣は見事に温泉街という雰囲気。
土産屋や、他のホテルなどが軒を連ねています。
泊まったの感想
今回泊まったのは10畳ほどの和室。
部屋はオーソドックスな和室の部屋、という感じですが、机、椅子。家具の一つ一つに趣と情緒があります。
館内には至るところに品を感じる絵画や本棚が設置されています。空間はとても上品です。
個人的にとても居心地が良かったのが、温泉の建物にあるラウンジ。
こちらでは大きな窓の開けたスペースに、最高級のステレオが音楽を奏で、文化文芸に関する本が設置されているラウンジスペースとなっています。
夜に温泉につかったあと、エアコンのきいた空間で北海道の山々を眺め、マッサージチェアでぼーっとしていたのですが、とても豊かな時間を楽しむことができました。
北海道の山を眺めながらぼっーとする。たったそれだけのことですが、心身ともにリラックスできたのは本当に驚き。
広い窓に、品の良い家具(ソファ、本棚)。高級スピーカーが奏でる素晴らしい音の響き。「何もしない」贅沢を、まさにここで体験できます。
道産の食材を思う存分堪能!
温泉宿の楽しみと言えば食事。特に北海道と言えば道産の食材。ということで、「何を食べれるんだろう?」と最大級のワクワクを胸に食事を楽しみました。
『ふる川』では夜はコース料理的な感じで、中居さんが一品一品、道産の食材を使った創作料理を運んでくれます。
チェックインするさい、事前に「食事でNGはありますか?」と聞かれるので、苦手な食べ物は事前に伝えることで、別のものに変えてもらうことができるので安心です。
朝はビュッフェ式で、和食を中心とした品々を、存分に楽しむことができます。鮭の刺し身やまぐろのたたきなど、海鮮ものも用意されており、もうお腹は大満足。
美味しいものを食べ、温泉につかりゆったりする。シンプル・イズ・ベストな幸せを実感できる体験をすることができました。
看板うさぎに癒やされる!
ちなみに、チェックインしたときは気づかなかったですが、『ふる川』の入り口には白いうさぎがいます。
声をかけるとこちらを振り返る愛想がいい(人に慣れてる?)うさぎで、実家で昔ロップイヤーを多頭飼っていた思い出のある私としては、うさぎの素朴な表情にはとても癒やされます。
まとめ
ということで、一泊という短い時間ですが、まさに骨休みにぴったり。温泉。料理。静かな時間。とてもリラックスできた時間を過ごすことができました。
部屋それ自体は特に印象に残るものはないですが、家具の品の良さや、ラウンジ、食事、そして温泉。美味しいものを食べて温泉につかり、広々としたラウンジでゆっくりする。それだけでもう十分満足。
札幌からは1時間程度でアクセスできるので、骨休めにはぴったり。北海道らしい楽しみをシンプルに楽しみたいとき、定山渓がその場所となることを体験できた1日でした。