札幌暮らしを始めてはや5年目。
都市ガス+RCの築浅マンションに2回暮らし、3度目の引っ越しでは築年数が古い分譲マンションのリノベーション部屋で新生活スタート。
こちらの物件ではガスはは都市ガス、暖房はFFファンヒーター、お風呂のみ電気温水器になっているのですが、驚いたのは電気温水器の料金。
北電の「深夜電力B」というタイプで契約しており、深夜にお湯を自動でわかしてくれるタイプのもの。
料金は「お得」という話でしたが、11月は6,000円オーバー。そして12月は7,502円と、「そんなにするの?」と驚いています。
都市ガスのストーブと石油のFFファンヒーターの料金
札幌暮らしを始めて以来、自分がこだわっているのが都市ガス+RC。
都市ガスはプロパンの料金と比べ段違いにお得で、自炊+お風呂を頻繁に入る自分としては絶対に譲れない条件です。
とはいえ、前と前々の物件は冬はガスストーブを使用。そのため、光熱費も決して安い費用ではありません。1万円超えは当然。寒さが厳しい1月2月の料金は、2万円に届く勢いでした。
それで今回、新しい物件ではストーブはFFファンヒーター(換気が必要でないタイプ)。石油で部屋を温めるタイプのストーブになったのですが、結論から言って、都市ガスのストーブより多少安い?くらいです。
設定温度は21度、1日中つけっぱなしの日があっても(95L使用)料金は12月で8,569円でした。感覚として、都市ガスのストーブより500円~1,000円くらいは安くなった印象です。
暖かさは?
次に大切なのがストーブの効果。都市ガスのストーブと石油のFFファンヒーターの暖かさについてはFFファンヒーターの方が暖かく感じました。
ガスもガスで温度を上げれば暖かくなりますが、料金もアップするので、22度くらいで節約モードで運用しても、1月~2月は1万円は超えました。
石油のFFファンヒーターの場合、一度部屋が温まれば、21度の設定で十分なので、こちらの方が温熱効果を実感できるかもしれません。
欠点はストーブをつけてから部屋が暖まるまでに時間がかかること。なので、朝起きてしばらくは、部屋が寒いのが難点と言えば難点ですが、寒さはかなり楽になります。
札幌出身の方が「ストーブはFFファンヒーターがいいよ!」と言っていることを思い出しましたが、それはそうだったんだな、と実感しています。
最後に
札幌での暮らしを考える上で避けて通れないのが冬の暮らし。
RCでも暖房なしでは寒いです。そして、部屋を暖め、料理や風呂など普通の暮らしをしても、光熱費は暖かい時期と比べ、コストが大幅にアップします。この点、札幌暮らしはトータルコストを考えることが不可欠です。
ということで札幌での暮らしを検討している方におすすめしたいことは3つです。まず寒さ対策としてRC物件。次にガスは都市ガス(キッチン+風呂)を選ぶこと。ストーブ付きの場合はFFファンヒーターの物件を選ぶこと。
この3つです。
引っ越しは実際に住んでみないと分からないことが多いですが、特に札幌での冬の暮らしは、光熱費をいかに抑えて快適に暮らす環境を手に入れるかが、超重要な問題になると感じています。
札幌暮らしをご検討中の方の参考になれば幸いです。