『ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!』の読書感想 – 愚痴も不安もOK。大切なのは人生に対して真摯であること。

ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい! (「ドリームスキル・クラブ」シリーズ)

プラス思考でなくても幸せになれる。

臼井由妃著『ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい!』(学習研究社)の読書感想です。

この本について

元マネーの虎、成功した銀座の女社長として知られた臼井由妃社長の自己啓発本。

一般的な自己啓発書では、「ポジティブであること、前向きに考えることが人生の幸せにつながる」的な話がスタンダードですが、この本はポジティブを是とする一般的な自己啓発書とは違う内容に。

ポジティブに思考することに対して、多角的な視点が勉強できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

成長すること(P4)

成長=自分との戦い。成長があるからこそ、人は生きていける。生きがいを持てる。

悩んでも愚痴ってもいい(P9)

人生山あり谷あり。悩むのも自然だし、愚痴を言ったり聞いたりしてもいい。その先に成長があって、成功がある。

行動することでドラマが始まる(P24)

人生待っていても何も起こらない。人生を変えるには行動から。行動することで、自分の人生というドラマがスタートする。

悩まない人は生きていない(P45)

人生、弱みを持ったり、悩んだりするのは当然。人生で悩まない人なんていない。

もし、悩みも何もない人がいたら、それは真剣に人生を生きていない証拠。

努力しても叶わないこともある(P55)

人生、努力しても上手くいかないこと、期待通りにいかないことがある。

努力は結果を保証しないが、努力すること、目標に向かって行動すること自体、それが一番価値がある。

チャンスはピンチにやってくる(P65)

トラブルが起こるときはチャンスと思うこと。チャンスはピンチ、幸福は不幸の顔をしてやってくる。

体験知が一番の力(P76)

自分の体験から学んだ体験知が一番の知識。経験から学べることは、とても価値が大きく、信頼性が高い。

生の自分でいい(P98)

成功しているか、金持ちであるか、モテるか、そんな他人基準のことは人生で対して意味がない。

大事なのは、いかに自分であるか。生、リアルな自分がどんな人間であるのか。

成功している人ほどコンプレックスを抱えている(P133)

成功した人=様々なハンディキャップやコンプレックスを持っていた人

ネガティブな側面(モテなかった、貧乏だったなど)をプラスに変えて、成功という結果を手にした人が多い。

お金の3つの付き合い方(P193)

お金には、

1・使うお金

2・貯めるお金

3・施すお金

この3つのお金がある。

お金はただ使うだけでもダメで、貯めるだけでもダメ。無意味に人に与えるだけでもダメ。バランスを考えて、お金と付き合っていくことが大切。

感想など

柔らかい語り口ながら、ところどころ「ビビっ」と来るメッセージが満載の一冊。

まぁ、人生成功すればそれすなわち幸せになるかというとそうでもないし、生きている限りは、ポジティブなこともネガティブなことも、いろんなことを経験します。

関わり人も良い人だけでなく、悪い人、様々。だからこそ、人生でいろんな視点が獲得でき、自分の価値観を変えていくことができます。

「ポジティブでなかきゃいけない!」と強迫観念にとらわれることなく、もっと自由に、少しくらいは気を抜いて、毎日最善を尽くしたいものです。

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ポジティブ思考なんて捨ててしまいなさい! (「ドリームスキル・クラブ」シリーズ)