最高の自分をキープする。『最高の体調』を読む

人生の資本は健康。

健康で体力があり、毎日自由に体を動かすことができる。それは当たり前のように思えて、実は当たり前のことではありません。

体調が悪ければ何をするにも思うどおりにならず、あらゆる面で不自由さを実感することになります。

それだけでなく、体調が悪ければ気分もダウン。楽しいことが楽しく感じられなくなり、不安や不機嫌。日々の光景が驚くほど曇り出します。

この意味で、自分の健康管理はまさに人生の質を保つ上で最重要課題。

では一体どうすれば自分の体調を最高に管理することができるのか?具体的に何をどうすればいいのか?

それが分かるのが本書。

鈴木祐著『最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法』(クロスメディア・パブリッシング)です。

この本について

本書は医学的研究を根拠に、今すぐ体調を最高のものにするための具体的なヒントが掲載されている健康実用本。

今よりもっと自分のパフォーマンスを引き出したい。健康に生きて人生を充実させたい。今日も楽しく1日を過ごしたい。

そんな方に知っ得の情報が満載の一冊です。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P15)

最高の体調を維持するための原則は人間らしい生活を取り返すこと。

現代の便利だけど体に悪い食事をやめ、健康食を中心に食事を改善。そして必要な運動を開始。たったそれだけでも、体は引き締まり体力意欲増強。

目に見える変化を実感できる。

文明病(P22)

体調不良やメンタルの落ち込み。その根本的な原因が文明病。

それは近代社会の変化によって引き起こされる現代特有の病気や症状であり、ここをなんとかしない限り、最高の体調を取り戻すことはできない。

うつ病の炎症モデル(P45)

うつ病の原因は脳内のセロトニン不足という考え方が主流だが、近年うつ病に対して新しい原因が提唱されている。

それが、うつ病の炎症モデルという考え方。

人体が何かのダメージを受ける→サイトカインという炎症の物質が分泌される→脳に影響を与える

という考え方で、うつ病の本当の原因を特定する有力な仮説となっている。

トランス脂肪酸という悪(P52)

人間の正常な活動を維持する上で大切な役割を果たしているのが肝臓。肝臓がおかしくなれば、体調や精神。あらゆる面で影響が発生する。

肝臓をダメにする悪がトランス脂肪酸。肝臓の正常な働きを乱し、体内の炎症レベルを高め、体調不良や精神不調の原因になる。

不安の悪影響と活用法(P61)

不安な気持ちがいかに人体に悪い影響を及ぼすのか。

その3つの影響がこれ。

1・記憶力を低下させる。

2・理性的な判断力を奪う。

3・死期を早める。

不安はそのままにしておけばマイナスしかないが、有効に使う方法もある。それは、アラーム機能。

不安とは命の危機を知らせるアラームとして人の体に組み込まれている。それは、人類が生き残る上で絶対に必要な機能だった。

不安を現代に役立てるために大切なのは、不安を感じたときに自分が何に不安を感じたのか、具体的に不安を感じたことを意識することが大切。

発酵食品のすすめ(P91)

食べれば健康のためになる。その代表が発酵食品。

普段から発酵食品を食べる人は、心疾患や糖尿病にかかりにくく、早期死亡のリスクが低くなることが研究結果より分かっている。

健康を維持したいなら、毎日発酵食品を食べることが大切。

腸内環境を保つおすすめの方法(P102)

人にとって胃は脳についで大切な器官。正常な環境を保つことが大切。

そのためにおすすめなのがこちら。

1・抗生物質を不必要に使わない。

2・抗菌グッズは使わない。

3・空気をきれいに保つ。

4・発酵食品を食べる。

5・プロバイオティクスを飲む。

6・食物繊維を摂る。

本当に付き合える人の数(P131)

人は「脳」力的に本当にしっかりとした人間関係を築けるのは5人しかいない。

この意味で人間関係を広く広げていくことは、あまり意味がない。

親しくなる人(P133)

人は一緒に過ごす時間が長い人と仲良くなる。

長く一緒に過ごせば過ごすほど、「この人は自分にとって脅威ではない」と脳が判断するから。

寝不足注意な理由(P153)

長期に渡って寝不足が続く→脳と体がストレスを修復できない→残った疲労やストレスが徐々に体を蝕む→手がつけられない炎症が発生する→体がダメになる

適度な運動について(P163)

運動不足は健康の大敵。最低限の運動は欠かさない。

具体的には、1回45分の少しきつい運動を週2回ペースで行うのが最低限のライン。

感想など

現代において健康的に暮らして自分の体調をマネジメントするための具体的ヒントが満載だった本。

いろいろ理屈っぽい気はしますが、内容が具体的で説得力があるので、「なるほど、では今すぐこれを始めてみよう」という気になります。

年を重ねると実感していきますが、本当に体調は重要です。

まず、疲れているとやる気がダウンします。気分も落ち込んで、楽しい気持ちになれません。そうなると、仕事とかいろんなことに影響が出ます。

でも、体調が良いと、まず単純に気持ちが明るくなります。すると物事がサクサク進み、「今日は楽しかったよ」という感じになります。

心と体がつながっているというのは本当にそうで、体調を考えることはQOLのために必要不可欠。健康って、本当に大事なんだと思います。

本書では健康を考える上で具体的かつ実践的な話が満載。読み終えたあとは今すぐ、体調を良くするための行動を起こすことができます。

このなかでたった1つでも、何か新しいことを始めれば着実に、前よりハッピー。明日はもっと、楽しくなれるかもしれません。

健康と人生に気を使う方におすすめしたい本です。

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