『「とりあえず、5年」の生き方』の読書感想 – 人生で後悔しないための計画法

「とりあえず、5年」の生き方

後悔しない人生を送るためにしておきたいこと。

諸富祥彦著『「とりあえず、5年」の生き方』(実務教育出版)の読書感想です。

この本について

明治大学教授で心理学で有名な諸富祥彦先生の自己啓発本。

人生で後悔しないためにはどうすればいいのか、人生の質を高めるためにはどうすればいいのか?

この本が提案している方法は、まず5年区切りでしたいことをやってみること。人生に区切りを入れ、行動することの大切さを学べる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

人生、どこでどうなるか分からない(P20)

人生80年というが、それはあくまで平均の話。

人生はいつどこでどうなるか、誰にも分からない。ある日突然、人生が終了することもある。「自分の人生には限りがある」ということを自覚しておく。

後回しすること(P29)

後回しすることは、実現しないこと。

良い人生を送る人は、したいことを後回しせず、やりたいことをすぐにやる習慣がある人。

人生の価値(P69)

人生は価値はどれだけ生きたかという長さではない。

人生で何を経験したのか、どのような精神的な高みを経験できたのか、その点で人生の価値が決まる。

人生で幸せを感じたこと、人との触れ合いや関わりで感じた精神的な豊かさ、そこに人生の本当の価値がある。

お金について(P134)

将来の不安のためにお金を貯めることは大切だが、知っておきたいのは、お金はいくら貯めても不安を解消してくれないということ。

老後や万が一のためにコツコツお金を貯めても、それが人生の幸せにつながるかどうかは分からない。

むしろ、神経症的にお金を貯めることで、貴重な人生経験をロスしているかもしれない。

お金は、人生を味わうための経験に使うもの。貯金はある程度でセーブして、「今」の人生を楽しむため、お金を使う。

時間の使い方が幸不幸を決める(P144)

人生、日々の時間の使い方が、不幸な人生、幸せな人生を分ける。

時間は貯めることもできず、常に失われていくもの。限られた時間をどう使うのか、そこが問題。

恋愛について(P163)

人生を豊かにするためには、異性との深い関係が必要。

誰かを愛し、愛されるという経験は、心から満たされる人生を送るために必要不可欠。

パートナーを思いやること(P167)

大切な人にこそ言葉で感謝や思いを伝える

相手を思いやる気持ちをきちんと言葉で伝えることが、相手との関係を継続させていくために必要。

ただ生きているだけの人生に意味はあるか(P189)

寿命が伸びていくなか、一番コワイのは、したいこともないのにただ生きているだけの人生。

人生は長さではなく深さ。何を経験したのか、何をするのか、そこに人生の意味、価値がある。

感想など

人生はする後悔よりしない後悔。

人生で昔のことを振り返って悩むときはいつでも、「あのとき○○していれば・・・」という「しなかった」ことへの後悔。

私の場合、基本的にしたいことは「まずやってみる」タイプなので、人生にほとんど後悔はありません。

「あと1時間でお前の人生は終わりだ」ということになっても、したいことはほぼ全てやってきたので、後悔することはありません。

そんな私でも、人生でたった1つだけ、後悔があります。

「あのとき○○しておけば良かった、そうすれば今はこうなっていたのかもしれない」と、時々悩むことが1つだけあります。

やらない後悔の問題点は、その先の可能性を妄想してしまい、解決しない問題の答えを求め、現実から遠ざかってしまうところです。

しなかったからこそ、脳内で妄想が広がって、可能性としてあった様々なことを思い悩んでしまいます。

可能性としてあったはずの経験、あったはずの未来。

実際には自分の脳内で都合よく補正修正されているだけの妄想ですが、しなかったからこそ、あれこれ考えてしまいます。

行動していれば、脳内の妄想は吹き飛び、結果という現実を見ることができるので、遅かれ早かれ目が覚めます。

行動して結果が出ていれば、それがどんな結果であれ、事実として受け入れることができます。だから、長い目で見れば、後腐れなく、後悔もしません。

しなかったことに悩むより、今どうするのか。やらないよりやってみる、それで痛い目に遭っても、それはそれで1つの経験。

行動する人生、したいと思うことをやった人生は、きっと後悔することなく、受け入れることができるものだと思います。

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