ギター好きならこんな風に主張してみたい。『いちばん高いギターを弾かせろ』を読む

いちばん高いギターを弾かせろ (エイ文庫 179)

「楽器屋に行くと目につく、フェンダーやギブソン、マーチンのギター。私も高価なギターを試奏してみたい。しかし、値札を見ると、恐ろしくてそんなことはできない・・・」

そんなあなたに送るギター好きのためのギター試奏記録、ヴィンセント秋山著『いちばん高いギターを弾かせろ』(えい文庫)の読書感想です。

内容について

本の内容はタイトルそのもの。著者のヴィンセント秋山さんが、日本、アメリカ、それぞれの楽器店で、一番高いギターを試奏していくレポートです。

それで、どんなギターを試奏しているかというと・・・

・1959年製、ギブソン レスポール・スタンダード(お値段3500万円!!!)

・1954年製、フェンダー テレキャスター(630万円)

・ACゼマティス S22st GOLD+N(220万円)

という具合に、目玉が飛び出そうな高額なギターが登場します。

登場するのはエレキギターのみです。アコギは登場しません。)

この本で、なかなか目にすることができない、高価なギターを様々な視点で楽しむことができる、ギターファン向けの一冊になっています。

ちなみに、この本の最後にはアメリカのコロナにある、フェンダーのカスタムショップの作業場のレポートが登場します。

「フェンダーの高いギターはこんな風に作られているのか」となかなか興味深いです。

感想など

ギターの店員さんたちも取材(?)を受けて微妙だったかもしれませんが、いろんなギターを弾きまくる著者の行動力に脱帽できる一冊。

ふらりと立ち寄った楽器屋で、「これだ!」という一本との出会いがあるのがギター探しの魅力。やはり、ギターは試奏してこそ、「買おう」という気持ちになるもの。

とはいえ、高いギターを試奏するのは、なかなか勇気がいるものですが、少しだけ勇気を出して、どんどん試奏できたら、また新しい出会いがあるかもしれません。

この本を読むと、なぜかギターを探しに行きたくなる。そんな一冊です。

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