人生で成功するために実力を磨くよりも大切なこと。『人望の研究』の読書感想

人望の研究 (PHP文庫)

人生、人望なくして成功なし!

山﨑武也著『人望の研究』(PHP文庫の読書感想です。

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この本について

社会で生きていく上でいかに人から信頼されるか、人望を得ることが大切なのか、その大切さが学べる本。

「会話は話すより聞くこと、人に関心を示すこと!」

「相手の家族に気を遣え、人は皆家族のために頑張っている!」

「周囲にイエスマンをおいてはいけない、煙たい人をあえて近くにおけ!」

など、人間性を高め、人望を集める人間になるためのヒントが満載の本となっています。

以下、本書の読書メモです。

人は誰かに助けられて生きていく(P3)

現代は個人主義の時代だが、「個人主義=自分勝手にして良い」という、間違った個人主義に陥ってはいけない。

人は自分だけで生きているわけではなくて、自分一人の力でできることは限られている。

人生何事も人様の協力あってこそのもの。人に配慮し、気持ち良く助けてもらえるよう、「共栄共存」の視点を忘れてはいけない。

個人主義を強める環境的要因(P15)

昔は、皆貧しく、狭い家に、家族が肩を寄せあって生活していた。当然、子どもも、自分の部屋など持てなかった。だから、周りの人の気持ちや空気を読んで、そこでなんとかやっていった。

しかし現代、家族は皆それぞれの部屋を持ち、子どもですら自分の部屋を持つようになると、それぞれが自分の部屋に縄張り意識を持ち、自分の部屋と他の部屋、意識的な区別を意識するようになった。

それによって、家族であっても距離間が生まれ、人と人、自分という区別につながり、個人主義的な傾向を強くする要因となった。

ごちゃごちゃしゃべると信用されない(P25)

人付き合いは話すより聞く。自分のことばかりペラペラ話したり、口数多い人間は信用されない。

人と会話をするときは、人が話すことをよく聞いて面白そうに反応したり、相手を盛り立てていく気遣いが大切。

間違っても、「自分自分」で相手のことを考えずにガンガン話してはいけない。

家族が仕事の支えになる(P65)

人は自分のためだけに頑張ることには限界があるが、誰かのため、家族のためなら、多くの苦難に耐えることができる。

それを意識しておくと、自分の周りにいる人達も、皆それぞれ、誰かのために頑張っている。そのことを意識して、相手の家族のことに関心を持ち、気遣うと良い。

失敗体験を語らせると人の素が見えてくる(P76)

人は皆、自分の良いところだけを見せようと、いろんな仮面をつけている。

実力のない人間は得てして「俺はこんなにすごいことをしてきた!」という実績ばかりを主張し、失敗については過少申告する傾向がある。

だからこそ、人の本当の姿、性格を見抜こうとするのであれば、上手くいったことよりも、失敗したことを語らせると良い。

しかし、本当にできる人間は失敗の価値を理解し、そこから教訓を得ている。自分の不得手、マイナス面を正直に話せる人は自分をわきまえ、よく知っている人。

自分のマイナス経験、ネガティブなことを誠実に話す人は正直で信用できる。

男は黙って有言実行(P130)

男は何を語るかより何をするか。

何事も行動に勝るものなし、大言壮語する暇があれば、今できることを今すぐやっていく。したいことは行動で示すこと。

(=口で「あれがしたいこれがしたい」と言っても何もしない人間は信用できない。)

自分本位の売り込みはNG(P147)

現代はモノが溢れ、無理矢理売り込むセールスでは結果がでない。

大切なのは、お客にまず注目を持ってもらい、「欲しい!」という気持ちになるように工夫すること。

商売でも人間関係でも、自分本位のことは上手くいかない。相手の気持ち、心理に配慮して、相手本位の工夫をすること。

感想など

「人望」というキーワードで仕事と人間関係を考える本。

当たり前かもしれませんが、人は一人だけでは生きていけず、快適で豊かな毎日を過ごそうと思ったら、必ず誰かの助けが必要。

ちょっとしたとき、周りから助けてもらえるか、「あいつ困ってる、ざまぁw」と思われるかは大きな違い。

だからこそ、人から好かれることはなかったとしても、最低限嫌われるような行動や、不用意に反発を買う行動は避けたいもの。

人からの協力が得られるか得られないか、それによって人生の快適度が変わってきます。聖人を目指す必要はないのかもしれませんが、人間関係は共栄共存、上手くやっていきたいものです。

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