これが子どもの才能を引き出すカギ。『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』を読む

小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て

子どもには一人一人生まれ持った才能があり、親として大切なのは、子どもの才能を引き出してあげること。

ではそのために、具体的に何をどうすればいいのか。

その方法がこちら。高橋孝雄著『小児科医のぼくが伝えたい 最高の子育て』(マガジンハウス)です。

この本について

本書は小児科医である著者がたくさんの子どもとその保護者と関わるなか気づいた、子育ての本質を語っている本。

それは子どもが生まれ持った才能を引き出すことであり、そのために親はどう子育てするべきなのか。

分かりやすく説明しています。

子どもの才能は親が気づくことで、初めて引き出されるもの。親自身がまず子どもの素晴らしいところに気づく必要があること。

その大切さを教えてくれます。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P26)

遺伝子は変わらない。この意味で、子どもは父親と母親。その基本的な能力を引き継いで生まれてくる。

ただし、遺伝子には余白がある。つまり環境などの要素によって、変化したり成長したりする余地がある。

運動能力の遺伝(P38)

子どもの運動能力には環境の影響がほとんどない。

親が運動が嫌いだったり、体育が嫌いだったら、子どもも間違いなく、同じようになる。

子どもに関心を示す(P59)

子どもにとって一番悪影響なのが親の無関心。子どもはつねに、親に関心を示してほしい。それは胎児のうちから大切なこと。

親が幸せで、お腹にいる赤ちゃんに声をかけ、関心を示す。それが最高の胎教になる。

小1の大切さ(P88)

子どもの小学校入学は、家庭教育から脱皮する時期。親として大切なのは教師を信頼し、教育を任せること。

習い事について(P97)

子どもが嫌がる習い事は続けさせる必要はない。

1つのことをずっとやらせるよりも、子どもにいろんな習い事を体験させて何に関心を示すのかを知ることが大切。

いろんな習い事をやらせて、子どもが強く関心を持つ習い事を続けさせることが大切。

子どもは自分の生きたい道を知っている(P119)

子どもは最初から、自分がどう生きたいのか。どんな自分になりたいのか。最初から知っている。子どものときにその片鱗を親に示す。

親はそれを理解して、手助けをしていくことが大切。

子どもを叱る注意点(P148)

子どもの教育にとって大切なのは、子どもの自己肯定感を育ていくこと。

ただし、それを勘違いして、子どもが悪いことをしたのに叱らないのもダメ。そこで、子どもが悪いことをしたときは、言い方に気をつける。

具体的には、叱るネガティブワードをポジティブワードに変えて伝えること。してほしくないことを、してほしい言葉で置き換えること。

例)

家の中で走らない→家では静かに歩こうね

字が汚い→きれいな字で書こうね

うるさい→今は静かにしようね

感想など

子育てにおいて本当に大切なことは何なのか。何を気をつけて何を大切にすればいいのか。

読後はそのことがスッキリする本。

特にこの本で強調されているのは共感力。つまり子どもが何を感じて何を理解しようとしているのか。

子どもに理解を示し、そして関心を示し、愛情を注ぐ。これが子育てにおいて、最も重要なことだと語られています。

特に印象的だったのは、「子どもは自分の可能性について知っている」ということ。

だからこそ大切なのはその才能を引き出してあげること。結局は、それが一番、大切なことなのかもしれません。

ではどうやって?

それが気になった方はぜひ、本書の一読をおすすめしたいと思います。

本の購入はこちら

コメント