『お金が貯まる人が捨てた37のこと』の読書感想 – お金で困らないために、「節約」よりずっと大切なこと。

お金が貯まる人が捨てた37のこと

もっとお金に縁がある人生を送りたい。そう思ったら今すぐ止めたい37の習慣。

田口智隆著『お金が貯まる人が捨てた37のこと』(フォレスト出版)の読書感想です。

この本について

「お金との付き合いは生活習慣。貧乏になる悪い習慣をやめて、良い習慣を身につけましょう。そうすればもっとお金に恵まれる人生になります」という本。

大切なのは新しいことを始めるよりまず、今続けている悪い習慣を捨てること。ではどんなお金の悪習慣を捨てればいいか?詳しくはこの本で。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P2)

得ることは捨てること。何かを得るためにはまず、何かを捨てなければいけない。

収入のワナ(P19)

支出は収入に比例して増える。だから「収入が増えたらお金を貯めよう」と考えていたら、いつまで経ってもお金は貯まらない。お金のことは、早くから取り組むべし。

生活レベルは上げない(P27)

収入が増え生活レベルを上げる。そうすると、すべてのことにお金がかかるようになる。おまけに一度上げた生活レベルを下げるのは難しくなる。

いい暮らしを求めるのはいいが、本当に自分に必要なのか、見栄のためにお金を使っていないか、よくよく考えること。

お金の使い方(P49)

お金には「投資」「消費」「浪費」の3つの使い方がある。

お金が貯まらない人やドケチな人はこの3つの使い方のバランスが崩れている。そのため、お金と不幸せに付き合っている。

バランス的には投資2割、消費7割、浪費1割くらいがちょうどよい。特に、体験には積極的にお金を使うこと。それが人間的魅力を引き出す。

無目的な貯蓄に走らず、お金の正しい使い道を考えること。

「安いから」といって買わない(P59)

買う基準は本当に欲しいか。人生が豊かになるか。値段で買うものを決めていても幸せにはなれない。

本当にいいもの、買って幸せになるものなら、値段を気にせず買う。そのかわり、いらないもの、欲しくないものは、どんなに安くても買わないこと。

無駄遣いしてしまうとき(P86)

無駄遣いしてしまうときは負の感情に支配されているとき。

寂しい。イライラしている。そんな負の感情に心が支配されているとき、お金を使って気持ちを紛らわそうとする。

感情的になっているときは注意。負の感情で無駄遣いしないよう、自分を律する。

辛いことは耐えない(P120)

やりたくないことを頑張り、辛いこと、理不尽なことを耐えていても、人生は豊かにならない。

努力や根性、忍耐、それらは確かに美徳かもしれないが、それらは人から強制されるものではない。

「辛いことを耐えるのが仕事って、何かおかしい」と思ったら、その直感を無視しないこと。もっと良い働き方は、他にある。

ノウハウコレクターにはならない(P141)

読書して学ぶ。セミナーに出て学ぶ。それはとても大切。

しかしもっと大切なのは、学んだことを日々の生活で実践していくこと。知識は実践されることで生きる。

学ぶだけのノウハウコレクターになってはいけない。

上司に付き合うべきか(P159)

会社の上司から飲みに誘われたときの考え方。「この人からはいろいろ学ぶことがある」と思ったら付き合えばいい。そのお金は投資になる。

しかし尊敬できない上司から誘われた断ればいい。尊敬できない上司に付き合うのは時間の無駄だし、お金の無駄。

ノミュニケーションも大事かもしれないが、上司との付き合いは意図的に必要・不要を選別する。

成功は自分次第(P176)

自己啓発の世界ではメンターを作らなければ成功できない的な雰囲気があるが、メンターはあくまできっかけ。

本当に大切なのは、メンターから学び、最後は自分で巣立っていくこと。自分で自分の道を切り開いていくこと。

誰かに教えてもらい道を示してもらう。そんな依存的な態度ではいつまでも成功できない。結局は自分の探究心を持って、自ら学び、自ら歩む。

そういう人が成功していくようになっている。

感想など

書店をぶらついているとタイトルが気になって購入。

捨てる、という切り口が面白い本で、

「得る前にまず捨てよ。いらないものを捨てることで新しいものが手に入る。ほんとうに必要なものが手に入る!」

というのは本当にそうだなぁ、と思って読んでいました。

何かを変えるために新しいことを始めるのもそれはよいのかもしれませんが、その前に、「今」という結果を作っている習慣や考え方。その中からいらないものを捨てていく。

お金なんてそうですよね。

お金を貯めたい。そう思ったら収入を増やすことも大切かもしれないけど、今している無駄遣いをやめる。

そんなふうに新しいことを始める前に無駄なこと、効果がないことをやめる。悪い結果が出ていることをやめる。それだけでもかなーり身軽になって、何かが変わっていきます。

こんな感じで読みやすい本ながら、いろんな気づきがある本です。

お金のことを真剣に考えたくなったら、まず何を捨てる必要があるか、考えてみるといいかもしれませんね。

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