信じる信じないは問題ではない?『成功する人は、なぜ、占いをするのか?』の読書感想

成功する人は、なぜ、占いをするのか?

千田琢哉著『成功する人は、なぜ、占いをするのか?』(総合法令出版)の読書感想です。

この本について

成功と占いの関係について、独自的な視点から著者の持論が述べられている本。

占いに依存するのは破滅のもと。しかし占いを参考にすることで開ける道もある。そのことが実感できる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

正しい決断とは(P23)

決断とは「どちらが正しいか?」を決めることではなく、判断に残ったものから「どちらが好きなのか?」を決めること。

要は、自分が好きな道を選ぶこと。それが決断するということ。

手相は信頼できるか(P27)

手には今までの思考が手に刻まれていく。だから手相を見ればその人の人となり、過去から未来が見えてくると考えるのは理に適っている。

顔を見れば人間性が分かる理由(P31)

善人は善人。犯罪者は犯罪者。「反骨の相」という言葉があるように、顔にはその人の性格が出る。それを判断するのが人相学。

古来より賢人たちは人相学によってその人となり、運命を判断しようとしてきた。人の内面が外面に出るという人相学の考え方には実用性がある。

宿命とは(P40)

宿命=生まれながらにして与えられた最低限の才能。努力ではどうにもならないもの。

プロスポーツ選手や一流のソリストなど、本当に最後の最後でモノを言うのは、この宿命があるかどうか。

こればかりは、努力ではどうにも覆すことができない。

運命を切り開くには(P47)

自らの宿命(与えられた才能)を知り、そしてその宿命を生かせる場所で生きる。

つまりは、自分が活躍しやすい(=勝ちやすい)土俵を見つけてそこで全力で戦うこと。これこそが自らの運命を切り開くということ。

インチキ占い師の特徴(P54)

「お金を払うのはムダ!」というインチキ占い師3つの特徴。

1・服装が派手。

2・語尾があやふや。言語力に疑問を感じる。

3・あれこれ知識はひけらかすが、こちらの質問には答えられない。

一流を目指すために(P69)

一流の人生を歩むために絶対に必要なのは、自分の能力を全力で開花させること。それと同時に、自分の致命的な弱点を出さないようにすること。

短所によって足を引っ張られない、そんな立ち回りが大切。

夢は不言実行で(P89)

自分の夢や目標をいちいち宣言する必要はない。

誰かに宣言することによって、足を引っ張られたり、思わぬトラブルに巻き込まれて人間不信になる可能性だってある。

だから自分が本当にしたいことがあるとすれば、いちいち人に宣言せず、まず自分で行動を起こすこと。黙々と不言実行すればいい。

大吉より実はツイてるのが(P95)

おみくじで大凶が出たときは実はツイてる。大吉を引くより、大凶を引く方が難しいから。

このとき引いた大凶には、これからの人生を好転させるヒントが隠されている。熟読して参考にすべし。

運の悪いときに潰れない(P99)

どんなに運が良い人でも、運が下がる時期がある。大切なのはそのときをいかに乗り越えるか。

運の悪い時期に潰れてしまっては意味がない。何としてもどん底を耐えきり、再起を狙う。そうすれば、どん底を経験したことが、これから先、大きな財産になる。

備考

人を決定的に成長させるには、1)浪人、2)投獄)、3)闘病、この3つの試練いずれかを乗り越える必要があるという話。

大きな試練を乗り越えた人ほど、長期的に成功することができる。

足を引っ張る相手は放置プレイで対処する(P111)

努力して成功していけば、必ず足を引っ張ってくる人が登場する。

それで彼らの存在にいちいち気をかける必要はない。基本は完全放置すればいい。なぜなら、人をねたむものは、勝手に自滅していくから。

妬み嫉みは厄介だが、気にしなければ何も問題はない。「人を呪わば穴二つ」で、結局足を引っ張る人はいつの間にか消えていく。

安心して前へ進んでいけばいい。

成功の秘訣(P115)

成功するには運のサイクルに合わせた行動を起こすこと。すなわち、種まき→成長→収穫という、この3つのサイクルを丁寧にこなすこと。

不遇のときは種をまき未来の種をまく。そして目が出てきたものをきちんと育てる。そして最後に収穫する。

これこそが成功の王道であり、正しいサイクル。

占いの正解率(P138)

占いの99%はハズレ。だから占い師から何をどう言われようと、実は気にする必要はない。

大切なのは、占い師が何をどう言ったのではなくて、気軽に思ったことを相談すること。それで「おかしい」と思った占い師はもう使わなければいい。

基本はハズレ。たまにホンモノがいる。占いとはそういう世界。

感想など

占いをネタにした珍しいビジネス書。

正直、占いは「占い師の飯の種だろ」くらいにしか考えていなくて、手相とか即興でそれらしい判断できるくらいの自信があります(手相はネタとしていろいろな場面で使えるので)。

それに実際占いが当たるのかというとそこは疑問。例えば、私には結婚線が3本ありますが、この記事を書いている現時点では一度も結婚していません。

そういう感じで、占いは実際に使うものではなくて、話のネタ、もしくは飯の種にするくらいがちょうどいいというのが個人的な考え。

人相学についての意見は同感。「顔に人間性が出る」というのはその通りだと思います。)

よく「成功者は占いを活用する」という話は至るところでビジネス書のネタになっていますが、占いというよりアドバイス。

道は最後は自分で開くもの。

当たる当たらないは重要ではなくて、自らの意志を決めるための「意見」として使う程度が、ちょうど良いのかもしれません。

ということで、占いについて気になっている方は、自分なりの占いとの付き合い方を考えるきっかけになります。

タイトルにピンと来た方は、この本を読んでみる価値があると思います。参考にしてみてください。

本の購入はこちら