人生は、一冊の本との出会いで変わる。
千田琢哉著『読書をお金に換える技術』(ぱる出版)の読書感想です。
この本について
読書を収入をテーマにした本。
いろんな本を読んでいくことは、それ自体が出会いの1つであって、本を読めば読むほど、いろんな可能性が広がっていくことが分かる内容になっています。
以下、本書の読書メモです。
小説が人生の役に立つ理由(P35)
一般的に、小説は物語で作り話だから、人生で役に立つことはないと思われている。
しかし、人の心を打つ小説は、現実でありうることばかり。だから人の心を打つ。小説から学べることもたくさんある。
落ちこぼれ本はウソが多い(P43)
落ちこぼれ本の流れはだいたい同じ。
1・自分はこんなにもダメ。
2・そこから努力した。orこんな幸運なことがあった。orその両方。
3・結果、成功した。
4・あなたも同じ。私と同じようになれる。
「ダメだった自分がこんな風に変われた、だからあなたも変われる!」というのがテンプレ。ほらや誇張が含まれているので、そのまま信じてはいけない。
20年以上増刷を繰り返している自己啓発書は読んでおく(P71)
世の中には、インチキで役に立たない本があるが、本当に人生で役に立つ本もある。
20年以上、繰り返し増刷されている自己啓発書は役に立つ。バカにせず、読んでみるべし。
年収は100冊単位で伸びていく(P140)
読書を始めて変化が実感できる数字が100冊。本を100冊読み終えていくこと、いろんな変化が出てくる。
まぁ、ともかく本は読んでいくこと。
感想など
なぜ本を読むことが大切なのか、「ネットの情報はサプリメント、本を読むのは食事」とある有名な先生は言っていました。
確かに、情報を得るだけなら、ネットで十分。しかし、本を手にとって読むことは、それ自体に何か意味があるのではないか。
本を読むたび、そんなことを実感しています。
ある問題に悩んでいて、本屋さんに行き、気になった本を買って読む。すると、そこから思いもよらぬヒントが見つかり、問題への答え、アプローチが見つかる。
こんなことが現実あって、「読書は面白い!」と思っています。
まぁ、本を読んで収入が伸びるかどうかは不明ですが、個人的には、読書は一生続けていきたいと思っています。
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