『たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人 』の読書感想 – 人生はほんの小さな出会いで変わる

たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人

結局、人は誰かと出会って変わっていく。

千田琢哉著『たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人 』(PHP研究所)の読書感想です。

この本について

人間関係、ご縁について考える本。

仕事、プライベート、どんな風に人と関わるかは、すなわち人生そのものの行く先を決める大きなもの。

人とどのような基準で関係を持てばいいか、人間関係で何を大切にすればいいのか、人付き合いの考え方が学べる内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

ギブアンドテイクの関係は続かない(P14)

本当の人間関係は、損得関係なしに続くもの。

利害関係、ギブアンドテイクの関係は、関係を保つために利害でつながる必要があり、ギブアンドテイクの関係は基本的に息苦しい

良い人間関係を持ちたければ、自分が人からしてもらったことを忘れず、関わる人に、きちんと親切にしていくこと。人からしてもらったことを、他の誰かにつなげていくこと。

第一印象は大切、しかし(P25)

外見や肩書、第一印象は重要。

しかし、肝心の中身がなければ、やがて化けの皮がはがれる。外見、印象を磨くのは大事だが、自分磨き、実力を高めることを前提に自己啓発する。

レスポンスがない相手に執着しない(P28)

送ったメールをスルーされたり、相手に反応がないとき、つい執着してしまうのは人のサガ。

しかし、大人の世界では、「返事が来ない」というのが1つの答え。相手に反応を要求するのは稚拙。向こうから寄ってくるくらい、一目置いてもらえる人間になる努力をする。

話すより聞く(P30)

人間関係を作りたければ話すより聞くこと。

人は皆、自分のことを知って欲しいと思っている。「オレオレオレ!」の自分語りをする人より、話を聞いてくれる人は、それだけで好感度が高い。人と会うときは、自己PRより、意識して話を聞く。

理不尽な客はさっくり切る(P42)

良いお客ほどたくさん儲けを運んでくれるが、悪いお客ほど儲けにならない。

文句やイチャモン、クレームの多い人に限って、金払いが悪く利益にならないが、良いお客ほど、金払いがよく、文句を言ってこない。

ビジネスをする上で大切にすべきなのは、良いお客。

彼らには最高のサービスを提供する努力を惜しまない。そのために、文句ばかり言って金払いの悪い客は切っていい。面倒な客を切れば、サービス提供の労力を、良いお客に集中させることができる。

普段から、良いお客と悪いお客、きちんと区別をつけ、切るべきところはどんどん切るべし。大切にすべき人とそうでない人の区別を明確にする

人脈は「作る」のではなく「できる」もの(P58)

人脈は作るのではなく、「結果として」できるもの。

本当に意味のある人間関係、人脈を作りたければ、今目の前の仕事を頑張ること。仕事に打ち込み、自分を磨くこと。頑張っているうちに、出会うべき人と出会い、必要な人脈ができる。

無理に人脈を作ろうとしても、寄ってくるのは利害関係のあまり長く関係が持てない人々ばかりになる。人脈作りなど考えず、自分のやるべきことを一生懸命頑張ること。

逃げずに立ち向かう人は信用できる(P83)

人から信用されるのは、いざというときに逃げない人。そういう人は、状況が変わろうと裏切らない。状況に関わらず、まっすぐに行動する人を信頼すべし。

一流の人の共通点(P88)

一流の人は、

1・人の嫌がる話をしない。

2・一つの話題を深堀りする。

この2つの共通点がある。

会話相手が嫌がるNGワードを探しつつ、地雷を踏まないよう留意。関心を探り、会話で関係を深めていく。これが一流の人のコミュニケーション術。

パーティーではぼっちを探せ(P96)

成功する人というのは、群がること、無意味な人間関係を嫌うため、たいていパーティーなどの華やかな場所で浮いている。

パーティーの隅でぼっちしている人には積極的に声をかける。もしかしたら、その人は大物か、ブレイク前の人かもしれない。

運について(P146)

運は人を通して運ばれてくる

運を大切にしたいなら、人間関係を大切にすること。そのためには、誰に対しても、同じように、誠実でスジの通った振る舞いをすること。

成功したいなら群れるのをやめてぼっちになる(P180)

人は一人では不安になるもの。だからこそ、どうでもいい相手と群れて、孤独を紛らわす。

しかし、本当に自分の人生を追求し、何らかの形で成功を得たいのであれば、一人になることを恐れず、群れからはみ出る覚悟が必要。

一人であること、孤独であることは、自分を磨く絶好の機会。一人だからこそ、できることがある。ぼっちになることを恐れてはいけない。

感想など

人間関係の大切さが実感できる本。

「人との関わり方が人生を変える」というのが本書のテーマだと思いますが、人との縁、誰と付き合うか、どのように付き合うかというのは、本当に大切なことだと思います。

世の中には、「この人と出会って人生が変わった!」と思えるほど、強い影響力を与えてくれる人がいます。

その人と出会うことによって、文字通り、人生がガラリと変わってしまいます

それまで全く考えていなかったことを考えるようになり、今まではしなかった行動を起こすように。そして、人生が新たなステージ、新しい段階に入ったことを実感させられます。

影響力の強い人との出会いが人生で何回あるか、それは分かりません。多分、多くはないでしょう。しかし、確実そういう出会いは確実にあります。

大切なことは、そんな人生を変えるほどの影響力を持つ人と出会ったとき、こちらがそれに気がつけるかどうかだと思います。

心を開いて、感覚的なもの、直感的なものを信じていると、「この人は不思議だ、他の人とは違う!」という人がいます。

その人と時間を過ごすと、なぜかいろんなことが変わっていきます。物理的に会う時間が少なかったとしても、それは問題ではありません。気がつけば、自然と自分が変わっています。

袖振り合うも多生の縁、人間関係はムダにしてはいけない。この本を読むと、そんなことを思います。

本の購入はこちら

たった1人との出逢いで人生が変わる人、10000人と出逢っても何も起きない人