人の本性は思ったよりも見抜けない?『眼力』の読書感想

眼力―面白いほど、相手が見えてくる本! (知的生きかた文庫)

人を見抜く、そのためにはこの視点が不可欠。

齋藤孝著『眼力―面白いほど、相手が見えてくる本!』(知的生きかた文庫)の読書感想です。

この本について

人物鑑定についての本。

この人はどんな人なのか。いい人なのか悪い人なのか。能力がある人なのか、そうでない人なのか。関わっていい人なのか距離を置いた方がいい人なのか。

この本を読めば、その基準、考え方が分かるかも。

以下、本書の読書メモです。

はじめに、眼力とは(P11)

眼力=その人物の本当の力、可能性を見抜く総合的な判断力。人を見る目以上、その人の本質的な姿を見抜く力。

人を判断するには行動を見る(P70)

人の本音、本性は行動に現れる。

人物を見抜きたい相手に何かを依頼し、具体的な行動をさせ、その反応を確かめることは、その人を見抜く上で有効な方法。

悪い女に引っかかる男(P84)

男の人生で一番眼力が試されるときが結婚。

結婚相手を間違えてしまうと、もはや人生の修復は困難となり、人生難易度が急増するが、結婚を間違わなければ、ある意味人生は一生安泰になる。

選択次第で地獄にも天国になる、となると、男の人生が失敗するか成功するかは、結婚相手の選択にかかっていると考えて良い。

・デートで食事をおごったときお礼を言う女(値段の高い安いに関わらず、何回おごられてもきちんとお礼を言える女)はOK、言わない女はNG

などの判断基準を持ち(判断するポイントを持たないと見抜く方法がない)、眼力を磨いて人を見抜く目を育て、間違えない選択をしたい。

頑張る人は信用できる(P137)

一芸を究め、その世界で生きていく人は、絶対的な練習量が違う。

ミュージシャンにしろスモウマンにしろ、プロとアマチュアは練習量が絶対的に違いすぎる。

量をたくさんこなすからこそ、その量が質に転化していく。そのため、何か一つのことをじっくりしっかり取り組めるものは、一角の人物になる可能性がある。

化ける可能性を見抜く(P184)

人には長所と短所があるが、長所と短所は紙一重。

「これはダメだ」という短所が、最大の長所、武器となる。パッと見「こいつはダメだ」というように思えても、必ずしもその人がダメとは限らない。

短所を裏返して長所にすれば、大きく化けるかもしれない。

感想など

人の見る目をテーマにした本で、人物鑑定にもいろんな考え方があるんだなぁと納得。

確かに、人を見るが良いか悪いかは、結構大きいですからね。

良い人と関わっていれば、その良い雰囲気がいろんな恩恵を与えてくれて、引っ張られるように人生も良くなっていきます。

でも、「朱に交われば赤くなる」の言葉通り、悪い人、関わってはいけない人と関わると、面倒事に巻き込まれたり、最悪人生が詰むリスクもあります。

結局は人次第。

だからこそ、誰と関わって、誰と関わってはいけないか、そういう人物鑑定のポイント、自分なりの判断基準は持っておきたいものです。

ではどうやって人を見抜けばいいか?

そんなときはこの本を読んでみると、「ふむふむ、こういうふうに考えて人を見抜けばいいのか」という発見があるかも。

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