運命は自分の意志で人生を切り開け!『自分の運命に楯を突け』の読書感想

自分の運命に楯を突け (青春文庫)

人にはそれぞれ、貫くべきスジがある。

岡本太郎著『自分の運命に楯を突け』(青春文庫)の読書感想です。

この本について

「芸術は爆発だ」で知られる芸術家、岡本太郎さんの自己啓発エッセイ。

「孤独でいい、寂しさを成長の起爆剤にするんだ」

「お前のスジを通せ、それがお前という人生になる」

「いろいろ経験して傷つけ、それが男を磨く」

など、心を揺さぶる熱いメッセージが満載。

「ようし、俺も自分の運命に抗って光を掴んでやるか」と意欲が持てる一冊です。

以下、本書の読書メモです。

寂しさを成長の起爆剤にする(P10)

人は皆寂しい。どんな場所にいても、誰といても、人は皆孤独で寂しい。

でも寂しいからこそ人は成長する。寂しいところから自分の居場所、生きがいを見つけて試行錯誤する。それが、自分の運命と戦うということ。

生きることは寂しいが、寂しいのは自分の生きがいを見つけるきっかけになる

やりたいこと(P13)

やりたいことがあってもできない、それは能力以前に自分がやらないと決めているから。

才能や時間、いろんなことを言い訳にするが、結局は自分がやりたくないからやらないだけ。本当にしたいことは何があろうとやってしまう。

どんな問題があろうと関係ない。「やろう」と決めて行動していくうちに、やりたいことはやれるようになる。

大切なのはいつも「今」(P36)

将来なんて勝手にしやがれ、意識すべきなのはいつも「今」というこの一瞬のとき。今この瞬間に全力で爆発する。それが自分の未来、将来を創る。

プラスとマイナス(P39)

物事にはプラスとマイナスがある。

どんな失敗経験にもマイナスだけでなくプラスがある。マイナスを恐れず、マイナスの裏にあるプラスを見つめ、ひたすらすべきことをすべし。

生き方について(P83)

世の中、大学出て就職してというように、生き方の模範のようなものがあるけれど、実際、生き方はいろいろある。模範通りに生きなくても、素晴らしい人生を見つけることができる。

大切なのは、今自分が置かれている状況の中から、最善の生き方を選択すること。それこそが自分の人生であり、自分の生き方。

男なら傷つけ(P141)

人生はいろいろある。女に振られたりリストラされたり、いろいろ傷つくことがある。

でも、傷ついた経験を深い所で受け止めることができれば、それがより良い未来への経験にすることができる。それが良い傷つき方であり、男を磨くための経験になる。

傷つくのを恐れず、自ら前へ進んでいく。その気持ち、姿勢が大切。

感想など

自分の中に毒を持て』と同じく、熱いメッセージが溢れる本。

自分らしい生き方を貫くには自分の人生を全力で生きるというスジを通すこと、妥協、恐れ、そういったものを乗り越えていくこと。まぁ、読んでいて元気が出てくる不思議な本です。

本書ではスジという言葉がよく出てくるのですが、そのスジとは、自分の人生、矜持を守って生きていくこと。

結局、何かをやり通すということは、それなりに厳しく、いろんなことがあるわけで、ときに「もう辞めてしまおうか・・・」と弱気になってしまうこともあります。

でも、そこを乗り越えた先に見つかるものは確かにあって、あきらめないで進み続けるからこそ、全く予想もしなかった新しい展開が待っていることもしばしば。

そこに到達するまでに、「俺はこうやる、だからやり切る」というスジを通すことが必要なのかも。そして、そんなスジを通した生き様は、きっとカッコイイでしょうね。

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