人生は自分自身と戦うことで道が開ける!『自分の中に毒を持て』の読書感想

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

誰もが岡本太郎のようにはなれないけれど、自分なりの偉大さを追求したい。

岡本太郎著『自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか』(青春出版社)の読書感想です。

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この本について

日本を代表する芸術家、岡本太郎さんの熱いメッセージが込められた人生指南書。

「人生でスジを通せ、生き様だけは妥協するな!」

「したいことがないなら本を読め、そこから自分の運命を探すんだ!」

「世の中は矛盾だらけだ、それでもそこで楽しむ方法を見つけるんだ!」

など、人生を前向きに乗り越えていくためのヒントが満載の内容になっています。

以下、本書の読書メモです。

「今の自分」はダメでいい、ただし(P11)

自分は常に変えていくもの。自分の殻をやぶり、新しい自分になる、人生はその繰り返し。

「今の私は私のままでいい」なんて思ってはいけない。自分の人生を生きる、本当の生き方を知る、そのために、変わろうとしない自分自身とも戦わなければいけない。

妥協してはいけないもの(P26)

人生、「俺はこう生きたい!」というスジだけは、絶対に妥協してはいけない

人からなんと言われようと、ほかに安易で安全な道があろうと、それを妥協してしまえば、自分が自分でなくなってしまう。

ここだけは譲れない、そんなスジがあれば、それを全力で守るべし。

人生を無駄にしないために(P43)

とくにしたいことがない、何をすればいいのか分からない、そんなときは本を読む。思想的な本や小説などを読み、運命について、人生について考えてみる。

読書に疲れたら、散歩に出かけ、今の生き方やこれからのこと、自分が何をする必要があるのか、そういったことを、自分なりに考えてみる。

するといろんな問題があることに気がつく。そこで、その問題を解決するためのアクションを起こす。こうして人生は変わっていく。

ともかく動く(P61)

人生、あれこれ考えず、まずやってみることが大切。

自信があろうがなかろうが、そんなことは関係ない。その一瞬一瞬、自分から動く。人生を変えるにはそれでいいし、それしかない。

行き詰まったとき(P76)

人生には外へ広がっていく時期と、内にこもる時期がある。

イマイチ物事が上手くいかず煮詰まってしまうとき、そういうときは自分の内に閉じこもる。精神は閉じこもるからこそ、やがて外へ広がる。

性格は変えない、考え方を変える(P81)

自分の性格のなかに短所を見つけ、それを無理に変えようとする必要はない。

人の短所なんて、考え方、見方次第で長所に変わる。あれこれ気にせず、自分の短所は腹をくくって割り切ればいい。

現実は矛盾だらけ(P99)

世の中、純粋な人ほど生きづらい。この世界は矛盾だらけ、人間も矛盾の中に生きている

でも、その矛盾に絶望してはいけない。矛盾のなか、面白く生きようと発想を逆転すること。矛盾があることを認め、それを否定せず、発想を変えて楽しむこと。

愛の問題の根底にあるもの(P130)

自分の中には何か足りないものがある、欠けているものがある。

それを求めてうずいているが、どうやってそれを満たすのか。誰が満たしてくれるのか。これが愛の問題の根底にあるもの。

だから、人は自分にないもの、正反対の要素を持つ人に激しく惹かれる。

自分の失われた半身を盲目的に求め、相手を満たすことによって、本当の自分になることを目指す。

感想など

5年ぶりくらいにこの本をあらためて再読。

『自分の中に毒を持て』を初めて読んだのは20代の頃ですが、いやぁ、いつ読んでも、この本は刺激的です。

ちょっと疲れたときとか、「これ、やってみようかな?それともやらないほうがいいかな?」と迷ったとき、この本を読むと迷いがなくなる、そんな不思議な力があります。

読んでいても、いい感じがする言葉が満載。

「人生、即、芸術。誰でも好奇心を大いに発揮して、真剣に、無条件に、人生をひらいてほしい。」(P42)

この言葉なんて、最高に好きです。

人生は一つの作品であって、自分こそがその作品の作り手であるのであれば、その作品を駄作にしないため、できるかぎりのこと、したいことは絶対にしたいもの。

世の中、いろいろ難しいこともありますが、それでも人生、その難しいなか、できることをして、最善を尽くしたいもの。

そうしていれば、きっといつか、後悔のない、納得がいく人生を送れるのかもしれません。私もぜひ、そんな生き方をしたいものです。

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