環境に押しつぶされずに生きていくには?『ストレスと適応障害』を読んで

ストレスと適応障害 つらい時期を乗り越える技術 (幻冬舎新書)

岡田尊司著『ストレスと適応障害』(幻冬舎新書)の読書感想です。

環境の変化などによって疾患する適応障害に焦点を当てた本で、心のトラブルを避ける方法や、適応障害になってしまった場合の対処法などが書かれています。

適応障害とは

環境に馴染めないことによって生じる心のトラブル。意欲や自信を失い、うつや不安な気持ちを抱えてしまう。場合によっては、イライラしたり攻撃的になることも。

現代、うつ病の患者は増え続け、今では100万人がうつに悩んでいると言われていますが、筆者によると、うつで悩む患者の多くは適応障害だそうです。

適応障害が起こる原因

本書によると、環境やライフスタイルの変化、仕事の負担の増加や、失敗や挫折、人間関係のトラブルなどによって、否定的な体験をしたり、環境から孤立することで、適応障害になってしまうそうです。

実際、適応障害というと、「あいつはメンタル弱いんだよ」的なイメージを持たれることがありますが、著者によると、適応障害はメンタルの弱い人がなるのではなく、どんな人でもなりうるそうです。

根性のある人、メンタルの強い人でも、環境の状態や、過剰な負担によって、適応障害になってしまうことがあり、一概に個人の性格が原因で心を病んでしまうわけではないようです。

私もフリーで働く前は人間関係の大変な職場で働いたことがあるので、人間関係が原因のストレスのきつさや大変さは、よく分かります。

人相手のことは自分一人の努力ではどうにもならないことが多いので、職場にアレな人がいると、もうそれだけで仕事の辛さが何倍も大変になります。

このような人間関係に加え、働く環境の厳しい職場も多いよう。心に余計な負担を抱えないよう、心をケアし、保護する術を持つ必要がある時代なのかもしれません。

本の購入はこちら

コメント