『銀行員しか知らない 無理なく1000万円貯める技術』の読書感想 – お金を扱うプロだから知っている蓄財の秘訣

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銀行員しか知らない 無理なく1000万円貯める技術 (宝島SUGOI文庫)

長岐隆弘著『銀行員しか知らない 無理なく1000万円貯める技術(宝島社)』の読書感想です。

この本について

元銀行員、現在は不動産投資家として経済的に成功したという著者による、蓄財法を紹介した本。

お金を貯めるための意識の持ち方、ムダな支出をカットしつつお金を貯めていくための考え方など、蓄財に参考になるヒントが満載です。

以下、本書の読書メモです。

世の中の現状(P16)

現在、銀行の金利はアホみたいに低く、お金を銀行に預けても、お金は一向に増えていかない。

では、お金をたくさん稼いでお金を増やせばいいのかというとそれも難しく、現状、固定収入が確保されている正規の仕事はどんどん減少。増えているのは派遣やパートなどの不安定な仕事ばかり。

安定しそうな大企業ですら、リストラが横行。サラリーマンの収入も下がっており、皆と同じようにしていれば、いつまで経ってもお金の悩みが解決されることはない。

お金の3つの役割(P23)

お金には尺度・交換・貯蔵、この3つの役割がある。

・尺度

→お金に換算することによって、ものの価値を測る。

・交換

→お金でものを交換する。

・貯蔵

→使いたいときに使えるようにする。

オススメ保険はダメ?(P37)

保険は、不測の事態が起こったときに保障をしてくれる保険と、貯蓄性の高い保険の2種類がある。

・不測の事態を保障してくれる保険

→生命保険、火災保険

・貯蓄性の高い保険

→学資保険、養老保険

保険商品のなかには、複数の目的が混ざったよく分からない保険がたくさんある。

保険を選ぶ際の鉄則は、自分で理解できない、分からない保険はやめること。いくら人からオススメされても、その保険が自分に合うかは分からない。

自分が理解でき、目的が納得できる保険を選ぶ。

ワンルームマンション投資に注意せよ(P52)

甘い話に裏があり、「○○をすれば儲かりますよ」と甘言を吐く輩を信用してはいけない。

特に注意すべきはワンルームマンションの投資勧誘。ある日突然電話で営業がかかってくるが、投資案件としては手を出してはいけないしろもの。

いちいち勧誘してくる=業者が儲けたいだけで投資者が損こく案件。甘い言葉に騙されてはいけない。

口座を3つ持つ(P62)

お金を管理する上で大切なのは、お金の流れを正確に把握すること。そのために、銀行口座は3つ持っておくのがオススメ。

1つ目は給料振込み口座でお金が入ってくる口座、2つ目は固定の支出を支払う口座、3つ目は貯める専用の口座。

口座を分け、お金の流れを正しく把握する。

必要なものはケチらない(P72)

お金を貯めるには使わないことが大切だが、ケチになってもダメ。自分に必要なもの、仕事で役立つもの、使うべきものにはガツンとお金を使う。

自分なりにお金を使うルールを決め、それを守る。

例)

・迷ったら買わない

・欲しいだけでは買わない

・本にはお金を惜しまない

など

時間について(P89)

時は金なり、時間の使い方が運命を変える。

時間をムダにしないためには、自分が優先すべきことを真っ先に片付ける。目標を実現するために役立つことに時間を惜しまない。

お金の話は性悪説で(P109)

お金の世界は魑魅魍魎、性善説で考えていては痛い目に遭う世界。お金儲けにしろ投資にしろ、お金の話は性悪説、「まず疑う」ことが大切

「いい話」がやってきても、それが本当に「いい話」なのかどうかは、分からない(話を持ってくる人には「いい話」かもしれない)。

まず疑い、調べ、納得でき、損こく危険性が低ければ、参加する。

自己投資こそ最良の投資(P113)

お金の使い方でもっとも効果的で大切にしたいのが、自分への投資。

勉強、読書、体験、スキル、良質な学びは必ずどこかで生きてくる。収入の10分の1を目安に、自分を磨くためにお金を使う。

お金の使い方のパターン(P159)

お金をムダにしないため、普段のお金の使い方のパターンを理解する。

お金の使い方には、

1・自分にプラスになる使い方

→自己投資や人生を豊かにすることへの支出など

2・生きていく上で必要な最低限の支出

→生活費、税金など

3・「使わなくてもよかった」と後悔する使い方

→衝動買いなど

この3つの使い方がある。

2は必要な支出、1はケチらず使う、そして3のムダな支出を減らうことが大切。

感想など

「銀行員」云々は置いておいて、お金の話として読んでいて面白かった本。

「お金の話は性悪説で考えろ!」

「銀行口座は3つ持て!」

とか、納得のいく話が多くて、特にワンルームマンションとか、インチキ投資の話は面白かったです。

私の携帯にも定期的にその手の業者から電話がかかってきてうんざりしていますが、巧言令色鮮し仁、口でペラペラ美味しいことを言ってくる人の話は危険に満ちています。

株でも不動産でも何でもそうかもしれませんが、「誰も楽して簡単に」上手くいく方法があれば、日本は億万長者だらけになっています。

でも思えば、お金の世界はダイレクトに人の欲望の匂いが充満する世界。

「この人はなぜこんなことを言ってくるのだろう?」と人の心理や目的を読み取る勉強には最適なのかも。

何にせよ、甘い言葉に危険あり。

人生で大切なお金だからこそ、人任せにせず、自分で考え、必要なものを選び、上手くやっていきたいものです。

本はこちら

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