ビジネス書の仕組み&パターンを分かりやすく解説。
水野俊哉著『「ビジネス書」のトリセツ』(徳間書店)の読書感想です。
この本について
ビジネス書の仕組み、パターン、効率的な読み方を解説している本。
本書によると、出版されているビジネス書にはパターンがあって、そこを押さえて読書をすることで、よりビジネス書を効果的に活用できるようになるそうです。
以下、本書の読書メモです。
ビジネス書を読んでも効果がでない理由(P32)
ビジネス書を読むことで人生や仕事に役立つ知識が身につくが、ビジネス書は読むだけでは役立たない。
1・本を読むだけでは効果なし、書いてあることを行動に移す。
2・誤読しない。
3・今の自分に役立つ適切な本を選ぶ。
ビジネス書を役立てるため、この3点を意識することが重要。
効果的な読書法(P79)
ビジネス書を効果的に読む5つの方法。
1・本を読む目的を明確にする。
2・目標を立てアファーメーションする。
3・本の大事な部分を見つけて読む。
4・集中する。
5・何度も読む。
ビジネス書の注意点(P130)
ビジネス書は、一般の読書に役立つように書かれている本がある一方、ビジネス書は著者のゴールセッティング。
・本はフロントエンド、本に挟んだチラシで高額商材へ誘導する。
・本を出して顔を売り、有名になる。ゆくゆくは政治家を目指す!
など、著者の目的のため、出版されている本が多い。
ビジネス書の背後にある「大人の事情」を察した上で、ビジネス書を読む。
感想など
ビジネス書の仕組みや構造が分かりやすく理解できる本。
この本では売れている本にはパターンがあって、「こう読んでいけばこう理解できる」的な視点を持つことができるので、読書の幅、読み方に変化が出そう。
ビジネス書は手軽に読める本が多いので、出来る限り読んでおくと、「あれ、この場面は本で読んだことに書いてあったぞ!?」と役に立つことが来るかも。