10年後に会社から見捨てられない自分になる方法。『会社の寿命10年時代の生き方』を読む

会社の寿命10年時代の生き方

道幸武久著『会社の寿命10年時代の生き方』(サンマーク出版)の読書感想です。

この本について

「企業勤めしていても安心するな。いつリストラされるか分からないぞ。どんな状況になっても生き抜ける自分を目指すんだ!」

というようなハードボイルドな自己啓発書。

備えあれば憂いなし。「いざ」というときも泰然自若としていられる自分を目指せる一冊になっています。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P1)

会社には寿命がある。どんな会社もいつかは終わる。「自分は大企業勤めだし、一応安泰だろう」と安心しきっている人ほど、実はやばい状況にある。

特に、40代50代の人ほど、絶対に安心できない状況にある。会社がリストラを決断した場合のターゲットになるのがこれらの年代。

日本は転職者、特に40代以上には特に厳しい。リストラのターゲットにされ、万が一転職できても、年収が下がるのは確実。

そうならないために、そしてそうなったときのために、きちんと準備しておくことが大切。

なぜ我が子がニートになってしまうのか(P16)

現代は王道なき時代。「こう生きれば大丈夫!」という答えなど存在しない。

一生懸命勉強する→高学歴をゲット→一流企業に就職→成功!

これはもはや過去の話となり、現代ではこの王道は通じない。

にも関わらず、親は自分たちの時代に通じていた王道を子どもに勧めてしまう。ここにニートやフリーター問題の悲劇がある。

答えは自分のなかにある(P65)

王道なき時代の今、大切なのは自分で人生を設計できる人になること。

会社に勤めていようが、自分で起業しようが、「自分の人生はこうなっていく」という道筋を、自分自身で作れる人になること。

つまり、自分の人生において何を期待するか。何が幸せでどう生きるのが一番なのか。それを自分自身で考えることができる人間になることが大切。

まずはお金の問題を解決する(P88)

生活するためにお金がいくら必要で、したいことをするためにお金がいくら必要なのか。この現実を解決することなくして、自分の人生はあり得ない。

この意味で、お金の問題は真っ先に解決すべき最重要課題。

そこで、自分の人生で絶対に必要なお金。何にお金を使って、何にお金を使う必要がないのか。そこを一から見直すこと。

特に、最低限の生活費は低ければ低いほどいい。まずは、お金の使い方について、必要な支出と不必要な支出をしっかり見直すこと。

良い人生を送るために必要な2つのこと(P100)

人生で大切なのはライフプラン。そこで絶対必要なのが、

1・自己分析

2・自己投資

この2つ。

自分は何者なのか。何ができて何ができないのか。そこを知り、その上で自分の市場価値を高めていくための自己投資を行っていく。

つまり自分を知り、その上で自分を高めていく。それによって人生はより良く、素晴らしいものにすることができる。

こんなセミナーはやめとけ(P105)

自己投資のためにセミナーは有益。ただしインチキな悪徳セミナーもあるので要注意。

参加するのがヤバイセミナーの特徴はこちら。

1・「このセミナーに参加しないとあなたは成功できません」と脅してくる。

2・自社製品をゴリ押しで買わせようとしてくる。

3・同業他社の悪口を言う。

これらの傾向があるセミナーは参加価値なし。

お金をむしり取られるだけなので、やめておく。

本当に幸せになれる人たち(P170)

今時代は変わっている。変わりゆく時代のなか、伸び伸び羽ばたき、自分らしい人生をつかんで幸せになる人は、時代の流れに自分を一致させることができた人。

過去がどうだったとかは関係ない。今は今、これからはこれから。

時代の変化にあわせて、柔軟に自分を変えていくことができる人こそが、いつの時代も幸せに生きていくことができる。

「自分は自分」を追求する(P226)

他の誰でもない自分自身。そこに本当の自分の価値がある。

人とは絶対に違うところ。他の人ができなくて自分だけができること。それこそが最強の自分の価値であり、世の中に提供できる最大の強みになる。

感想など

最初は「よくあるある起業のススメ的な本かな?」と思ったものの、よく読んでみると、ようは時代にきちんと適応して自分の生き方を見つけていく、真っ直ぐな本。

起業しようが会社勤めをしようが、しっかり自分の生き方を考えて、後悔しない人生を生きていく。そんな生き方の本で、いろんな意味で熱いです。

要は、自分とは何者なのかを知った上で、自分の幸せとは何かを考え、最善の生き方を追い求めていくことが大切で、そのための方法や手段は人それぞれ。

その戦略を自分自身で考えられる人間になることが大切で、誰かが提案したプランに従うのは最善の策ではない。

この本を読めば、そのことが実感できます。

結局、自分が何者なのかが分かるのは自分だし、どう生きるのが自分にとって幸せなのか、考えられるのも自分。

この意味で、本書は本当に自分のためになる生き方を考えるきっかけになります。少し昔の本ですが、本書に書かれているメッセージは、今も生きています。

「最近、これからの自分の人生について考えている。どう生きるのが自分にとって一番なのか?」

と考えている方は、この本から自分らしい生き方をするための何かがつかめるかも。

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