環境に適応できないものは滅ぶ。『わけあって、絶滅しました。』を読む

この地球が誕生して以来、そこには様々な生物たちが生まれ、そして滅んでいきました。

今にも続く生き物がいる一方でこの地球から滅んでしまった生き物たち。その違いは一体何にあるのか?

それを考える本がこちら。丸山貴史著『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』(ダイヤモンド社)です。

この本について

本書は地球に生命が誕生したと言われている40億年前からさかのぼり、滅んでしまった生物を1つ1つ面白いイラスト付きで解説している本。

この本を1ページ1ページめくっていくと、「昔はこんな生物がいたんだ」と驚く一方で、なぜ彼らが種の滅亡という運命をたどってしまったのか。

そして、どうすれば生き残ることができたのか。種の生存と滅亡について思いを馳せることができます。

ここがポイント

本書ではそれぞれ、滅亡の理由を明らかにした上で、「こうすりゃよかった」という生き残りの可能性について言及した文章があります。

これを読んでいて気づくのは、結局は環境と状況の変化。それに適応していくことができる生物のみ、生き残ることができるという、現実です。

環境は常に変わっていく。だからこそ、今大丈夫でも明日大丈夫とは限らない。こんな不確かな環境で生きている。まずはその認識を持つことが大切だと気づきます。

感想など

私は本書を「ビジネス」で置き換えて読んでみましたが、結局ビジネスも生物も生き残るもの、滅ぶもの。その違いはシンプルであることに気づきます。

すなわち、環境を知ること。そして、環境に適応していくこと。それができないなら、新しく生まれ変わること。

結局私たちは環境に生かされている存在であり、それを無視しては、決して成長も繁栄もありえない。

単純に生物学の本というよりは、ビジネス。人生。あらゆる面で考えさせられた本でした。

自分が滅びゆく種にならないためにはどうすればいいのか。この本を読めば、そのヒントが分かるかも。

最後にこの言葉を引用して終わります。

絶滅と進化は背中わせなのです。

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