モノが売れる、その本質が理解できれば。『どうすれば、売れるのか?』の読書感想

どうすれば、売れるのか?―――世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方

売れるものには法則あり。

木暮太一著『どうすれば、売れるのか? 世界一かんたんな「売れるコンセプト」の見つけ方 』(ダイヤモンド社)の読書感想です。

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この本について

売れるモノにはそれ相応の理由あり。

売れる商品の本質、法則を理解し、販売に役立てていく本。なぜモノが売れるのか(もしくは売れないのか)、どうしたら売れるのか、その理由を知りたい方はこの本をチェック。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P6)

マーケティングを考える前に何より考えるべきは、そもそも自分の商品がお客を惹きつけているかどうか、ということ。

お客が興味を持っていない商品をいくらマーケティングしても仕方ない。まずはじめに商品ありき。それはお客が魅力を感じているものでなければいけない。

商品の魅力(P18)

売れない商品はどう宣伝しても売れない。商品が売れるか売れないか、それはすなわち商品が持つコンテンツにかかっている。

お客が欲しいと思うコンテンツを提供できるいるかどうか。商品が魅力的なコンテンツを持っていればお客はそれを欲しいと思う。だから売れる。

どんな商品にもコンテンツはある。そして、そのコンテンツが魅力的かどうか。魅力がお客に伝わっているかどうか。売れるか売れないかは、結局そこにかかっている。

自分視点ではなくお客視点で考える(P35)

商品を宣伝する場合に大切なのが、お客にその商品がどのように見えているか、他者視点でのイメージ。

自分としては「こんな商品です」と思っているけれど、お客からしたらそれはそう見えていないかもしれない。

お客視点を徹底して、お客からはどのように見えているかを想像する。お客が欲しがる見え方を考えることが重要。

マーケティングの前にやるべきこと(P48)

マーケティング=商品を広めること。

商品の知名度や販路を広げることは売上を上げる上で大切だが、商品は広めれば売れるというわけではない。

マーケティングの前に大切なのは商品が持つコンテンツの魅力を高めること。

魅力があってこそ、マーケティングも上手くいく。その当たり前のことをおろそかにしてはいけない。

お客が特に知りたいこと(P58)

商品を宣伝する上で、「これはこんなことができます」とPRすることは大切だが、お客が知りたいのは、その商品で自分の生活がどう変わるか、お客自身がどう変わるか、ということ。

つまり、「この商品を使えばあなたはこのように変わります」ということをお客にしっかり訴求できれば、商品の魅力を感じてもらいやすくなる。

コンテンツの判断法(P70)

そのコンテンツが有望かそうでないか、それを判断するシンプルな基準は、自分だったら買うかどうか。

自分で買いたいと思わないものを、お客に売り込むのは難しい。逆に言えば、自分が魅力を感じているものなら、自信を持ってオススメできる。

不便からアイディアを見つける(P91)

新しいサービスを見つけるためには、今ある不便に視点を向ける。

消費者はどんな不便を感じているか?どんな不安を抱えているか?どんな不快な思いを感じて暮らしているか?

そこに新しいアイディアのヒントが隠されている。

→自分が不満、不安を感じたこと=ビジネスチャンス

コンテンツのルール(P154)

商品の特徴を分かりやすく伝えたいときは、誰がどうなりたいときに買う商品なのかを説明すること。それが上手く説明できる商品は、優れたコンテンツを持っている商品である証。

感想など

モノが売れるとはどういうことなのか、売れるための商品はどこが違うのかなど、分かりやすく理解できた本。

この本を読めば、なぜ成功している商品が人々の支持を集めているのか、その理由がよく分かります。

結局モノが売れるということは、カッコたる理由があって、偶然の大ヒットというのはそう起こるわけではないことが実感できます。

大ヒットの陰にはそれを仕掛けた人がいて、彼らがどのような発想で商品を売っているのか、どうすれば商品を広げることができるのか、舞台裏が理解できます。

モノを売る力が身につければ、人生鬼に金棒。モノを売る仕事をしている方は、一読の価値がある本です。

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