『他人を平気で振り回す迷惑な人たち』の読書感想 – 周囲の危険人物はこうやって対処する

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他人を平気で振り回す迷惑な人たち (SB新書)

他人の人生を台無しにする危険人物への対処法。

片田珠美著『他人を平気で振り回す迷惑な人たち』(SB新書)の読書感想です。

この本について

周囲にいる害になる人たちの特徴&対処法を紹介している本。

世の中、人間関係はとかく複雑。良い人たちがいる一方、笑顔を見せて右手を差し出し左手で殴りかかってくるような人たちがいます。

本書では、そんな複雑な人間関係に対応するための基本的な知識を学ぶことができます。

以下、本書の読書メモです。

はじめに(P3)

世の中には他人を振り回し害をなす人がいる。

彼らは自分の都合で人々を振り回し、おまけにそのことについて何の責任も感じていない。逆に自分のことは棚上げして、他人を責める。

これが他人を振り回す迷惑な人の特徴。

他人を振り回す人の手口(P16)

他人を振り回す人は、まず相手を侮辱したり妨害したりして、相手の精神状態に揺さぶりをかける。

「お前はダメだ、バカだ」と相手をディスって精神を不安定にし、抵抗する意欲や気力を奪っていく。

この手口に無抵抗でいると、他人を振り回す人の格好の餌食になってしまう。

他人下げ自分上げ(P53)

他人をディスって自分を上げる人は、本質的に自分に自信がない。

今の自分はダメである、どこか劣っている。そんな劣等感が根本にあるため、他人を貶めて価値を下げることで、自分の価値を高めようとしている。

こんな人は要注意(P75)

「うわべだけ愛想がいい人」は要注意。表面的にニコニコしている人の裏側は、怒りや敵意、嫉妬心などが隠されていることが多い。

攻撃性を表に出せないからこそ、ニコニコ、「うわべ」で偽装している。その表面的なイメージにだまされてしまうと、痛い目に遭う。

理不尽には声をあげよ(P142)

いい人に思われたい。周囲に波風を立てたくない。だから自分が我慢しよう。こんな考え方をしていると、他人を振り回す人々の格好の餌食となる。

何か問題があって困ったことがあったら自分で声をあげること。面倒くさいし波風も立つが、何もしないよりは絶対にいい。やられっぱなしはダメ。ときには断固と反撃する。

「人から好かれたい」というワナ(P165)

他人に迷惑をかける人に振り回されやすい人は、「皆から好かれたい」という八方美人的な傾向が強い。

これは自己評価の低さが原因で、自己評価が低いから、他人に認められることで、自分の評価を高めようとする。

しかしそこが悪い人に付け込まれる弱点で、「人から好かれたい、認められたい」という気持ちが強いと、その気持を利用され、悪い人の餌食となる。

戦うべきときに戦う(P176)

人生では正面から戦うべきときがある。

その戦うべきときに逃げていると、やがては大きなつけがやってくる。最後には「俺の人生は何だったのか?」という後悔しか残らない。

自分の人生は結局、自分で責任を取るしかない。人生を自分自身でつかみ取らなければならない。

そのためには、戦いを避けてはいけない。他人に振り回されず、主張すべきことを主張する。

感想など

タイトルに興味を惹かれ読んでみた本。

フレネミーとか迷惑で自己中な取引先とか、人間関係ではそんな難しくて面倒な人たちが登場しますが、彼らにどう対処すればいいか、詳しく述べられています。

それにしても、人間関係っていろいろ難しい。

仲の良かった友だちですら、仕事や収入とかの違いで距離ができてしまうこともあるし、まぁ人と仲良くやっていくって、本当に難しいことだと思います。

だから人が集まるところではある程度の妥協が必要で、周りの空気を読んで、合わせることも必要なのは確かだと思います。

ただ、あえて距離を取ったり、堂々と反論したりして、距離を近づけない方がいい場合もあります。

本書ではその具体的事例がたくさん出てくるので、興味がある方は本書を参照するといろいろ勉強になると思います。

読後は明るい気持ちになることはできませんが、キレイゴトや偽善的な話はなく、人間関係の現実的な部分が書かれています。

キレイゴトだけでは済まない、人間関係のダークな部分への対処法は知っておいて損はないと思います。

人間関係にお悩みの方、他人を振り回す人に迷惑している方は、この本の知識が参考になると思います。

本はこちら

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