「今日も仕事に行きたくない・・・」と思ったら正解。『憂鬱でなければ、仕事じゃない』を読む

憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫)

たかが仕事、されど仕事。どうせなら最高の結果を出してみたい。

見城徹、藤田晋著『憂鬱でなければ、仕事じゃない』(講談社)の読書感想です。

この本について

幻冬舎代表取締役社長の見城徹さんと、サイバーエージェント代表取締役社長の藤田晋さんが仕事について、それぞれの信条を熱く語っている本。

仕事がメインのテーマですが仕事だけでなく、人生全般、「ガツン!」と心を揺さぶられる言葉が満載です。

以下、本書の読書メモです。

小さいことにくよくよせよ(P15)

神は細部に宿る。細かいことに手を抜く人に、大きな仕事はできない。

だから仕事では、小さいことにこそくよくよして、細かいところまで手を抜かない人になること。

努力と評価(P34)

努力をするのは自分自身だが、その努力を評価するのは他人。そして、さらに大切なのは、努力はただすればいいというものではない。

他の誰もができないくらい、徹底的に頑張ること。それこそが本当の意味での努力。ただ頑張ることは、努力とは言えない。

どうせやるなら、人ができないくらい、トコトン頑張ること。

パーティーは無意味(P57)

「成功者」との人脈をつかみたいがゆえに、パーティーに参加する人は多いが、本当の成功者はそんなパーティーには参加しない。

本当の成功者は孤独で、そんなパーティーに参加するほどヒマではない。

本当に成功者と交流を広げたいのであれば、孤独を理解できる人になること。つまり、群れから離れて、孤独に耐えられる人になること。

群れることの無意味さを理解でき、自分の道を歩み始めたとき、それこそが成功への道に進み出す第一歩。

苦境のときの心構え(P67)

人生どうしようもないほどの大ピンチがやって来たら、もうジタバタしてもしょうがない。腹を決めて、それと徹底的に向き合うこと。

「全て自分が招いたことだ」と、誰のせいにもせず、全てを自分の責任として受け止める。覚悟を決めて全力で向き合えば、やがて道が開ける。

運について(P72)

人生、運やツキは必ずある。しかし、それは長続きするものではない。

だから結局、一番大切なのは日頃の心構えと努力の持続。自分がやるべきことを本気で頑張ること。それに勝るものはない。

常に動き続ける(P86)

「もうオレはこれで大丈夫だ」と安心して止まってしまった瞬間こそ、死が始まる瞬間。

世界は常に動いている。そんななか、自分だけ止まってしまうことは、死んでしまうことに等しい。

だから常に動く。ほんの少しでも変わり続けようとする。本当に動けなくなってしまうときがやって来るまで。

社交辞令は言うな(P110)

人と本気の付き合いをして、信頼される人になりたいなら、社交辞令は言わない。

「今度メシでも行きましょう」と言ったら、それを必ず有言実行。だから約束できないことも言わない。口だけの人間になってはいけない。

言ったことは必ず実行する。そんな人になること。

小さいことこそ継続せよ(P130)

小さい苦しい努力を続けること。それによって大きな成果がやって来る。

ポイントとしては、苦しい小さな努力を100続けると、そこで1つ、大きな成果が手に入る。

だからどんな小さなことでもいい。食らいついて頑張って、その努力を続けること。そうすれば、その報いは必ず、やって来る。

苦しいときこそ信頼できる人と出会える(P137)

人間関係本当の真贋は苦しいときに見えてくる。苦しいときこそ助けてくれようとする人、苦しいときに周りから消えてしまう人。

誰を信用してよくて、誰を信用してはいけないのか、苦しいときほど、人間性の真実が明らかになる。

きれいごとは無視していい(P150)

きれいごとを言う人=責任感がない人。

最前線の現場に立ち、自分の責任を完全に果たそうとするなら、そこではどうしても、清濁併せ呑まなければいけないような現実に直面する。

誰にも嫌われないよう、皆に公平に評価されるような、そんな方法はありえない。ときにはどうしても、「汚い」手段を取る必要だってある。

人生はきれいごとだけではどうにもならない。その手を汚す必要があるのであれば、堂々と手を汚せばいい。

それこそが責任を背負う大人の態度だから。

苦痛と努力の意味(P207)

人生はノーペイン、ノーゲイン。

痛みなくして得られるものなし。本当に苦しみ抜いて得られたものには、計り知れない価値がある。

むしろ、苦しまずに手に入ったものに価値はない。本当に大切なものは、苦しみの先に得られるものだから。

感想など

読後はなぜかよく分からない高揚感に包まれる本。

まるで、アドレナリンを体内に注入されたかのような感じで、「ガッツ」と「やる気」が出る、そんな不思議な本です。

社交辞令は言うな、小さいことこそ徹底せよなど、印象に残る言葉はたくさんありましたが、なんというか、エネルギーがあります。

印刷された文字を読む。にも関わらずそこからは血が燃えたぎった何かを感じる。こういうエネルギーが感じられる本は本当に最高。

仕事でも何でも、憂鬱に悩んでしまうくらい真正面からぶつかっていて、必死で食らいつき、頑張る。そして苦しみ悩み、そこから最高の何かを手に入れる。

つまりは「人生真剣に生きてみろ」。そんな熱いメッセージを感じられた本でした。

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